マーダーミステリーのススメ

やってみたいけど勇気が出ないって人はイルルに声かけてね

去年から流行り始めたマーダーミステリー。(通称:マダミス)
コロナウイルスの影響でゲームマーケットが中止になったり、開催店舗が休業に追い込まれたりで散々ですが、ブームはジワジワと広がりつつあるように思います。

イルルもマダミスを作ったり遊んだりかなりの数をこなしたので、今日はマダミスのススメを皆さんにお届けしたいと思います。

そもそもマーダーミステリーとは?

マーダーミステリーはその名の通り、殺人事件の犯人を捜すゲームです。最近のシナリオは色んなバリエーションがあって殺人事件だけに限らないのですが、基本的に何かの事件の犯人を捜す、という点では一致しています。

そして、面白いのは犯人はプレイヤーの中に潜んでいるという点です。人狼ゲームのように話し合いでこの犯人を捜していく過程が、推理小説の中に入り込んだようで何とも刺激的なのです。マンガにしてくれてる方がいるのでまずは読んでみて下さい。↓

https://twitter.com/Nmurayukihiro/status/1267383143851454464?s=20

マーダーミステリーが流行るワケ

イルルの周囲の話なので見識が狭いかもしれませんが、基本的に人狼ゲーム愛好家の間で素早く浸透した印象があります。人狼ゲームはそのコンテンツ性から1000回遊んでも飽きないゲームな訳ですが、やっぱりたまには違うゲームしたいな、って思う訳ですよ。

で、人狼プレイヤーって議論しながら人狼探すのが大好きで溜まらない変態愉快な集団な訳で、マーダーミステリーみたいなゲーム性が非常に刺さるワケです。

ざっと比較するとこんな感じ。

人狼ゲームマーダーミステリー
プレイ人数10~15人くらい4~10人くらい
プレイ時間2時間くらい30分~2時間くらい
リプレイ性何度でも遊べるシナリオ毎に
一回しか遊べない
ロールプレイなしあり
ゲームからの除外ありなし
GMの要否必要不要な場合もある
システムチーム戦個人戦

重要なのはゲームからの除外があるかないかってところですね。人狼ゲームってやっぱり投票されてゲームから除外されるとその後の時間めちゃくちゃヒマなんですよ。眺めてるだけですからね。

当然ストレスも溜まりやすいですから、口喧嘩もしょっちゅう発生します。っていうか口喧嘩したくて人狼やってる変態プレイヤーもいるほどです。

マーダーミステリーはその点は安心です。シナリオの中にキャラクターとして入り込んで演技をする側面が強いので、自分の望んだ結果でなくても『そういうシナリオ』として受け入れられます。何ていうんですかね。言葉にするのが難しいですけど結末より過程が楽しいんですよね。

あと、犯人が分かってしまうと二回目以降は当然遊べないので、マダミスのシナリオは一回きりしか遊ぶことが出来ません。推理小説を一回しか読めないのと同じようなものです。

これによりプレイヤーの真剣度がかなり変わって来ます。なんていうか1ゲームごとのプレミアム感というか、重さが違うんですよ。

マーダーミステリーの注意点

この記事を読んで『面白そう!やってみよう!』って思ってくれる方が一人でもいると嬉しいんですが、逆にこういう人にはおススメしないっていうポイントも書いておきます。

  • 学芸会みたいな茶番のノリが死ぬほど嫌いな人
  • 推理小説は絶対ハッピーエンドじゃないと気が済まない人
  • 人と喋るのがめちゃくちゃ苦手な人

まぁそもそも喋るのが苦手な人は興味持たない気もしますが…。
また、マダミスはロールプレイが絡みますから、演技するのがすごく嫌いという人は元より、他人が演技してるのも見てて不愉快、って人にはあまりおススメ出来ないです。

興味があったらやってみよう!流行に乗り遅れるな!