あらゆる女性が喜ぶプレゼントを考えてみる

友達のハンサムさんがこんな記事を書いてました。↓

私なりに要約すると、彼女は独善的なプレゼントを避けるために、相手の好みやニーズを理解し、慎重に選ぶことの重要性を強調しています。

自身の過去の経験や友人の意見を通じて、適切なプレゼント選びのポイントや避けるべきミスを具体的に紹介しており、もらい手側も『あらかじめ欲しがっているモノを伝えること』が大事だと主張しています。

最後に、相手を喜ばせるためには心がこもっていればいい』だけでは不十分で、相手の好みを分析して選ぶことが重要だと結論づけています。

アレですね、クリスマスの夜にはメルカリへ大量にアクセサリが出品されるというお決まり行事がありますが、そんなことを思い出す記事です。

しかし、心理学の粋を極めた私に言わせると、相手を分析せずともどんな女性にも必ず喜ばれるプレゼントというのは存在します。

過去に多数の女性ふたりと付き合ったことがある恋愛経験超豊富かいむな私が言うので間違いありません。

今日はそんなプレゼントを具体的に紹介したいと思います。

※なお、ここで言う"女性"というのは10代後半~50代前半くらいをイメージしています。
あらゆるってタイトルに書いちゃいましたけど女児やおばあちゃんは想定していないので悪しからず…。

贈り物には2種類の側面があることを理解する

まず重要なのは、贈り物は大きく分けて2種類の側面があることを理解せねばなりません。

それはすなわち、実用的価値と感情的価値です。

実用的価値とはその言葉のままの意味で、それが生活の中でどのくらい役立つかという客観的な判断です。
例えば腕時計、バッグ、食品などですね。

対して感情的価値とは、その贈り物に付与された贈り手の気持ちや愛情を指します。
例えば花束やぬいぐるみ、ハンサムが挙げていた『イニシャル入りのネックレス』は感情的価値が高い品物と言えるでしょう。

こんなシチュエーションを想像してみましょう。

あなたは数日前、大切に飼っていた犬を亡くしてしまいました。部屋にはもう使うことのなくなった首輪やエサ皿が遺された状態です。あなたはただちにこれらを廃棄するでしょうか?

おそらくほとんどの人が、数日はそのままにしておくのではないでしょうか。

それは飼い主にとって、まだその遺品に感情的価値があり、捨て去る為の障害(心理学でメンタル・コストと呼ぶ)が存在するからなのです。

贈り物のタイミングに注意する

タイミングと言っても、別に綺麗な夜景の見えるレストランで指輪を贈りなさいとかそういう話ではありません。

例えば、誕生日と就職祝いのケースを考えてみましょう。

恋人の誕生日にビジネス手帳を贈って、友人の就職祝いにアクセサリーを贈る男性はいませんよね?
普通は逆です。

そのように贈り物をするタイミング(具体的に何の日なのか)を考慮し、実用的価値と感情的価値のどちらを重視するかを慎重に判断しなくてはいけません。相手との関係性も大事です。

誕生日はより感情的価値を重視したプレゼントを用意し、就職祝いでは実際に使うシーンを想定した実用的価値の高いプレゼントを用意します。

そのようなTPOをわきまえた贈り物ほど、受け取り手が大事にする傾向が高いことが、過去の研究で示されています。(広島国際大学)

マーケットインとプロダクトアウト

贈り物には2種類の側面があり、またタイミングと関係性によって、相手の贈り物に対しての処遇が変化することを説明しました。

ではハンサムの言う『独善的な贈り物』とは一体どんなモノを指すのでしょうか。

真っ先に思いついたのは、マーケティング戦略における『マーケットイン』と『プロダクトアウト』の概念です。

マーケットインは顕在的なニーズを捉えて、買い手に迎合する形で商品開発を行う手法です。
ハンサムの言ってる"贈り物をする前に相手を分析しよう"という考え方です。

プリウスなんかがわかりやすいでしょうか。
自動車のプリウスは消費者のエコカー需要や燃費効率をキャッチし、それに合わせる形で開発されたハイブリッドカーです。
つまり『欲しがっているものをあげる』という考え方です。

一方、プロダクトアウトとは、市場の潜在的なニーズを捉え、売りたいものを売るという考え方です。

代表的な商品はiPhoneが挙げられますね。
まだスマートフォンという概念が世の中になかった頃、スティーブ・ジョブズはiPhoneを開発し市場に投入しました。
これは『こんなに便利で素晴らしい携帯電話が売れないはずがない』という考えの元に登場した商品です。

そう、つまりこれこそがハンサムの言っている『独善的なプレゼント』です。
言い換えれば『あげたいものをあげる』という考え方なのです。

人から人への贈り物にも大体同じようなことが言えます。

もらうのがiPhoneだったらまだいいですが、ドッグタグみたいなネックレスとか知らん本とかどうでもいいぬいぐるみとかチョイスすると、ありがた迷惑になってしまうワケです。

では、プロダクトアウトは絶対的に間違いなのでしょうか?
私はそうとも言えないと思います。

事実、iPhoneは世界を座巻し、もはや現代社会には必要不可欠なアイテムとなりました。
これと同じように、貰い手が必ず喜ぶであろう革新的な贈り物をすることに成功すれば、相手の体験価値を刺激することが出来るはずです。

たかがプレゼントに何を熱弁してるんだろうオレ

本題:どんな女性にも必ず喜ばれるプレゼント

それではどんなタイミング、関係性でも適切であり、実用的価値と感情的価値を満たし、更にプロダクトアウトとマーケットインのバランスが取れた贈り物とはどんなモノがあるでしょうか。考えてみましょう。

まず、装飾品や服はバッサリNGです。単純にシルエットやデザインが気に入らない可能性があるからです。
花束、アロマ、キャンドルなどは実用性が低いのでバツ。
ハンドクリームや香水もアレルギー、好みの問題があるのでダメ。
かといって実用的価値を突き詰めると食品や洗剤とかになるけど感情的価値があまりに低い。

そんなこんなで私が考え抜いた商品はこちら。
(お断りしておきますが、当ブログは特定企業から紹介料をもらったりはしてませんw)

コレ。ダイソンのドライヤー。

まず、ドライヤー使わない女性ってのはほぼいないでしょう。
基本はお風呂上りに毎日使うものです。実用的価値はバッチリです。

更に、直接肌には触れませんが身体に近い位置(髪の毛)にある存在です。
まるで恋人が髪を乾かしてくれてるような気分になれるでしょう。感情的価値もバッチリです。(本当か?)

ドライヤーの中でダイソンは最高級品です。
頭との距離をセンサーで自動測定し、水分を適度に保ったツヤ髪に仕立ててくれます。
このように美容に役立つ点でもあらゆる女性が喜ぶはずです。

また、このドライヤー5万円もします。
ドライヤーに5万もかける人は多分少数派でしょう。
『もっといいドライヤーあるから要らない』ってケースは少ないと思います。
決して安物ではありません。後から女性に”価格調査”をされても大丈夫です。

そして、どんなタイミングでプレゼントしてもおかしくないです。
ドライヤーってのが絶妙です。
彼女の誕生日、女友達の結婚祝い、etc…

最後に、ダイソンの掃除機は有名ですが、ドライヤーも開発していることはあまり知られていないです。
大体の大型家電量販店でこのドライヤーを試せますが、実際に使ってみてビックリするような商品。
マーケットインとプロダクトアウトのバランスが取れたチョイスだと思います。

以上、恋愛経験豊富かつ心理学を極めし私が紹介する『どんな女性も喜ぶプレゼント』でした。

ダイソンのドライヤーがありがた迷惑な人っておらんよね…?