【PCゲーム】BATTLETECH 攻略&感想
BATTLETECHにハマったので攻略記事。
元々ボードゲームなので混同しやすいが、Steamでダウンロード出来るPCゲームの方。

主人公作成について
まずゲームを開始すると主人公の作成から始まる。
この時、生い立ちによって能力(スキル)が変化する。射撃に+1とか操縦に+1とか。
始めは何が良いのか悩むだろうが、スキルはガンガン伸びるので最初に選ぶのは何でも良い。
最終的には全部マックス値になる。(しかも成長も割と早め)
また、顔の造形や名前、コールサインもシナリオの序盤が終われば好きにカスタマイズ出来るようになる。
何度でも無料で出来るので、美少女作るのに躍起になったりせず、悩まずに進めちゃっていい。
戦闘の基本
このゲーム、メックの重量がすべてである。
基本的に軽量級のメックは重量級のメックに勝る点がほとんどない。
イニシアティブ(行動順)と移動範囲が広いという利点はあるが、軽量級は豆鉄砲しか積めないし何より脆い。
ナウシカの爺さんばりの「なんて脆い船じゃ」である。
チュートリアルが終わるとランス(4人編成)での戦闘が始まるが、この時にDekkerというキャラが乗っているSpiderというメック。これが軽量級である。
斥候という立ち位置になっているが、間違っても敵の矢面に立たせてはいけない。後ろで援護に徹するべき。
このゲームは戦術にステルスの概念がないので、斥候という立ち位置自体あまり意味がない。
そんなわけで、基本は「重いメックを壁にして、その他のメックが1機の敵を集中攻撃」である。
フロントミッションなどの経験があると困惑するかもしれないが、メックは腕だけでなく胴体や頭部にも武器を積める。
なので両手を吹っ飛ばしたからといってその敵を放置することは出来ず、完全にトドメを刺すまで集中攻撃した方がいい。ちなみに敵も基本的にこちらの1機を集中攻撃してくる。
ちなみに、SRPGによくある「回復」という概念はない。一度ぶっ壊れたパーツは、その戦闘中は壊れたままだ。なんともリアルである。
序盤、運営が軌道に乗るまで
30日毎に兵士の給料を払わなくてはいけないし、メックの維持費もかかる。
序盤は特に金銭事情にとらわれがちだ。
だが最初は難易度の低い契約(ドクロマークが少ない)だけ受けて、お金を稼ぐといい。
最初のシナリオステージでいきなりWolverineが出てくるんで「このゲームもしかしてめっちゃ難しいんじゃ?」って面食らうかもしれないが、ドクロ1つのフリー契約は軽量機と戦車が数台出てくるくらいである。簡単。
部隊の強化
お店でいろんなメックが売っているが、高額なので購入はおすすめしない。
しかもメックはパーツ単位で売っているだけで、同じパーツを3つ買ってやっとメックを1台組み立てることが出来る。コスパが悪い。
そこでフリー契約で敵機を破壊してパーツを拾うのが妥当な流れなのだが、簡単な契約ばかりこなしても軽量機のスクラップが手に入るだけで、なかなか強いメックに乗り換えられない。
そこでおススメなのが「暗殺」というジャンルの契約。
この契約はボス的なメック+数台の護衛機という構成で、その時々では有用なメックが登場することが多い。
あとは、少しシナリオを進めたら「巨人襲来」という契約もおススメ。同じようにボス的にデカいメックが登場する。
そんな感じで、何度か契約を繰り返して重いメックに乗り換えて、自分の部隊を強化していくといいだろう。
ぶっちゃけ、重量級~強襲級が4体揃えばクリアまでいけるので部隊の強化は必要なくなる。そしてそれほど難しくはない。(ちょっと寂しいけど)
メックの改造
(主に)男性諸君はワクワクするだろうが、本作はメックを改造して戦術を自由自在に変えることが出来るようになっている。
例えば武器を外して装甲を厚くし、近接戦用にするとか。逆に装甲や放熱器を外してデカい武器を積むとかね。
しかしメックには「ハードポイント」という概念があって、機体ごとに「どの部位の何の武器を積めるか」が決まっている。
例えば殴る用の手に武器を積んだり、頭部に巨大レーザーを積んだりは出来ない。残念に感じるかもしれないが、機種は亜種まで含めるとかなりの数がある為、それぞれのカスタマイズを考えるのが楽しい。
アーマードコアとまではいかないが、重量や発熱を考慮して機体を組む必要があり、よくワケがわからずに最初はデフォルト構成のまま運用するケースが多いと思う。
それでも全然いいのだが、少しカスタマイズするだけで結構強力になったりするので(代表的なのはLRM10をLRM5×2個に換装)以下のwikiを参考にしてみるといい。英語なので翻訳が必要だがかなり有用な知識が詰まっている。
スキルについて
キャラによって取得出来るスキルなどの制限はなく、みんなスキルツリーは同じ構成である。
少しややこしいが、4つのカテゴリがあり、各カテゴリごとに成長過程で得るアビリティが2つづつ存在する。
そして1キャラが取得出来るアビリティは3つまで。
つまり、GUNNERYのアビリティを2つ、PILOTINGのアビリティを1つ、といった取得の仕方だ。
最終的にはどのスキルもMAXに出来るのだが、アビリティだけは取捨選択があり、主人公含めて振り直しは出来ないので注意。
アビリティ一覧
カテゴリ | スキル名 | 効果 | おススメ度 |
GUNNERY | MULTI-TARGET | 最大3つまで複数目標に攻撃することが出来る | ☆☆☆ |
〃 | BREACHING SHOT | 単一武器で攻撃する場合、相手の防御効果を無視する | ☆☆☆☆ |
PILOTING | SURE FOOTING | 移動時に追加の回避効果を得る | ☆ |
〃 | ACE PILOT | 攻撃後に移動することが出来る | ☆ |
GUTS | BULWARK | 遮蔽または防御時のダメージ減衰が20%加算される | ☆☆☆☆ |
〃 | COOLANT VENT | 即座に熱を50下げ、その後も徐々に下げる | ☆☆ |
TACTICS | SENSOR LOCK | センサー範囲内のターゲットをロックする | ☆☆☆ |
〃 | MASTER TACTICIAN | 搭乗メックのイニシアチブを+1する | ☆☆☆☆☆ |
おススメアビリティについて
ぶっちゃけ最強部隊を目指すなら、全員TACTICSを伸ばしてSENSOR LOCKとMASTER TACTICIAN取得。
あとはBULWARKで合計3つ揃えるだけでいい。
MASTER TACTICIANのイニシアチブを+1する効果は後半ほど大きい。SRPG好きなら「行動順が早くなる」ことがいかに重要かわかるはず。
また、このゲームは基本的に森林などの遮蔽物を利用して敵を待ち受けるのが強いので、BULWARKを全員取っておくと破壊されにくくなる。(狙われる機体をコントロールする自信があるなら盾役だけでいいかも)
MASTER TACTICIANには敵わないが、GUNNERYのアビリティもなかなか有用ではある。
遠距離攻撃役を用意して、遮蔽に隠れている敵には単一武器、その他の敵に振り分ける形でMULTI-TARGETを使うとBREACHING SHOTの効果を効率的に発揮出来る。
一方、PILOTINGのスキルは役に立つと感じる局面はほとんどなかった。
感想
少し作りがタンパクなところがあるが、総合的によく出来たロボットカスタマイズSRPGだった。
ストーリーもわかりやすく、ラストの展開はなかなか胸熱。
DLCなしでクリアまで約57時間。
取り返しのつかない要素はスキル振りぐらいで、選択肢でバッドエンドになるとかそういうのもなし。
(最初にチームにいるDekkerをクリアまで生存させると解除される実績があるのでそこだけ注意)
また難易度が非常に絶妙で、格下の相手にも油断すると腕を吹っ飛ばされたりする。
キャラロストまでいくことはなかったが、決して強い機体が1人で突っ込んで無双するようなプレイは出来ない。チームワークが大事。
良質なSRPGを求めている方にはおススメ出来るゲーム。公式には対応してないが日本語化MODが完璧。
しょっちゅうセールしてるんだわさ!要チェック!
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