スマホアプリ『サバイバーズ・ギルト』のご紹介

2021年6月8日

一人でサクッと遊べておススメ

先日、ふとしたことでサバイバーズ・ギルトというスマホアプリで遊んだんですが、これの出来が非常に良くて周りにおススメしたくなったので紹介記事を書いてみます。

どんなゲーム?

一言で言うとリソース管理ゲーム。主人公は一般企業で働くごく普通の会社員なのですが、ある日、東日本大震災に巻き込まれ、エレベーターの中に閉じ込められてしまいます。

外に出ることも助けを呼ぶことも出来ない状況で、幸運にも買い出しで運んでいた5人分の昼食を頼りに、何日もエレベーターの中で生存することを強いられます。

飲食物は効果が高いものほど腐りやすく、飲料水も節約して飲まなければあっという間になくなってしまいます。その上、体調を崩すと風邪を引いたり鬱状態に陥ることもあり、アイテムを使うタイミングが命を繋ぐ鍵になります。

映画で言うところのワンシチュエーションホラーみたいなゲームですね。プレイ中はほとんどエレベーターの中だけで話が進みます。

震災をテーマにしているのでトラウマがある方にはおススメ出来ませんが、災害時の豆知識を手帳に集めていく要素もあるので、覚えておくと役に立ちそうな面もあります。

『サバイバーズ・ギルト』とは戦争や災害、事故、事件、虐待などに遭いながら、奇跡的に生還を遂げた人が、周りの人々が亡くなったのに自分が助かったことに対して、しばしば感じる罪悪感のこと。

課金要素について

無課金勢にも優しい作りで、ゲームの全ては無課金で遊ぶことが出来ます。但し、章を進めて行くのにプレイチケットと呼ばれるものが必要で、これが毎日3枚無料で配布される作り。なので無課金でクリアしようと思うと4~5日はかかります。あと、広告が割と頻繁に流れるのでちょっとウザいかも。

一応、プレイチケット無限化+広告削除の機能を課金すれば導入出来るのですが、本作は周回要素ややり込み要素がほとんどなく、ぶっちゃけイージーで一回クリアすれば十分な為、無課金でのんびり遊ぶのがおススメです。

『お得なセット』(610円)を支払えば快適にプレイ出来るが、必要性は低い。無課金でオッケー。

ここが面白い!

エレベーターの中で食料や水を切り詰めながら生存を目指すのがメインですが、いろんな『事件』が起こりプレイしてて飽きを一切感じません。特にNPCのセリフと声優の演技が素晴らしくて、エンディングは思わず涙腺が崩壊しそうになりました。

ゲーム自体の難易度はそれほど高くなく、失敗しても獲得したスキルを二周目に持ち込める(ぶっちゃけヌルゲーと化す)ので、どんなに下手な人でもクリア出来るバランスになっています。ゲーム中のチュートリアルも充実していて、次に何をすればいいか教えてくれるので、迷うことも基本的にないはず。

Unityで作られていて、背景やBGMもフリー素材を使い回しているような安っぽい案配ですが、それ以上にシナリオとサバイバル感の出来が非常に良いので暇つぶしに最適です。

ちょっと攻略情報

前述のように難易度は低めなので、特に予備知識がなくてもクリアすることは出来ますが、強いて言えば序盤のスキルは余震の発生頻度を低下させる『ラッキーボーイ』と寒冷状態の発生頻度を低下させる『晴れ男』がおススメ。

逆に『SOS発信』なんかは取らなくても問題なし。歯ブラシセットなどがないと『清潔』ステータスが結構な速さで減っていきますが、『清潔』がゼロになって精神力が削られてもすぐに回復することが出来ます。なので、『清潔』も気にしなくて良いです。大事なのはやはり『空腹』と『水分』。

買い出しについては、お弁当や焼きそばパンはすぐに腐るのでなるべく買わず、スタミナバーのような腐らないものを優先してゲットしましょう。マスクを買っておくのも忘れずに。

買い出しで何を選ぶかは重要。生死を分けるポイントになる。

まとめ

震災から生還を目指すスマホアプリ、サバイバーズ・ギルトのご紹介をさせて頂きました。無料で遊べてシナリオの出来がいいので大変おススメです。

ちなみに、こういうゲームには付き物ですが事前の予備知識はほとんど要りません。ネタバレに繋がるので、出来れば攻略情報を見ずにプレイした方が楽しめると思います。遊んでみて下さい。

君は無事に生還出来るかな?

サバイバーズ・ギルト

サバイバーズ・ギルト

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