ジャンル別:イルル的おススメ映画
私が映画がとても好きです。毎週3本くらい映画見ます。
映画館に足を運ぶことは稀で、最近はもっぱらAmazonプライムで鑑賞してますが、今日はそんな私がおススメしたい映画を羅列していこうかと思います。
どれも甲乙つけがたいので、ランキングという形は取らずにジャンル分けして紹介します。
【ヒューマンドラマ】
レ・ミゼラブル
ヤバイ。これを観て涙を流さない人間はいるんだろうか。否、いるはずがない。
元々、レ・ミゼラブルはヴィクトル・ユーゴーが1862年に執筆したロマン主義フランス文学の大河小説。歴史を連ねても尚名作として名高く、フランスでは頻繁に演劇公演が開かれ、人々に親しまれています。本作はそれを映画化したもの。
主人公ジャン・バルジャンを務めるヒュー・ジャックマンは元々舞台俳優で、歌唱力もさることながら完璧な演技を見せつけてくれます。
原作がめっちゃ長いのでかなり端折ってそれでも3時間ですが、『人の罪とは何か』『夢とは何か』『愛とは何か』というテーマが登場人物の絡み合う群像劇の流れで表現され、誰しもが『ああ、こんな哀しい思い出、自分もあるな…』と共感することでしょう。
ディズニー映画のように歌いながら物語が進むので、そういうのがダメな人には不向きですが、私は初見の時、3つくらいのシーンで涙が止まりませんでしたw
色んな人に見て欲しい超名作。
アンドリューNDR114
とある家庭用ロボットが自我を持ち始めてうんぬんかんぬんというお話。
SF映画ジャンルに入れるか迷いましたが『これこそ"ヒューマン"ドラマだろう』ということでこちらのジャンルに入れさせていただきました。
1999年に公開された映画で映像はやや古めかしく感じますが、それすらも"テクニック"の一つなのでゼヒ序盤で諦めずに最後まで見てみて欲しいです。ロボット映画だと私の中ではダントツ一位の作品。
今は亡きロビン・ウィリアムズが主演を務めており、人間に憧れ、人間に近づこうとする主人公アンドリューを涙なしには観られないほど美しく、気高く演じています。
レ・ミゼラブルと同じようなことしか書けないんですけど『これ観て泣かないヤツおらんやろ』と思います。特にラスト、ラストやべえ、これ書いてる間も泣きそう。
フィールド・オブ・ドリームス
1989年公開のやや古い映画。しかし名作はいつ観ても名作なのです。
ケビンコスナー演じる主人公レイは、ごく一般的な家族と暮らす農夫。しかしある日、突然天の声を聴き、何をトチ狂ったのかトウモロコシ畑を伐採して野球場を作ってしまいます。
野球やろうぜ磯野!と準備を整えたはいいんですが当然メンバーがいない。いるわけがない。でもある日の夜に変化が起きて…というファンタジー色の強い映画。
『家族の絆』と『野球』というアメリカ人が大好きそうなテイストを織り交ぜた作品で、こちらもラストシーンはとても感動します。wikiとか見るとネタバレ全開なので、前知識なしで観るのがおススメ。
107分の映画なので、忙しい時にもサクッと観ることができます。
【SF】
リアル・スティール
近未来(って言っても2020年)、ロボット同士を戦わせるロボット格闘技が流行り、人間同士のボクシングは廃れた時代が背景。
ヒュー・ジャックマン演じるチャーリーは元プロボクサーでしたがそんな時代の波に押され、ロボット格闘技のプロモーターに成り下がっていました。
常に金欠でロボットを買う金もないチャーリーは、ひょんなことから元妻の忘れ形見である息子マックスを引き取ることになります。マックスは金で引き取られたことを知りチャーリーを嫌いますが、ロボットボクシングが大好きなのでしぶしぶ付いていくことに。
そんな二人が『アトム』という一世代前の旧式ロボットに出会い、活躍していくお話。
いろんな趣向を凝らしたカッコイイロボットが次々と出て来て戦うシーンの連続なので、見ていて飽きることはありません。それに加え、少しづつ絆が出来上がっていくチャーリーとマックスの関係が見どころ。
公開当初は一部ゲーム化もされた大好きな作品。もうマジでアツい。酒飲みながら見ると最&高。
オール・ユー・ニード・イズ・キル
2004年に発表された桜坂洋のライトノベル『All You Need Is Kill』を元に脚本が書かれた珍しい作品。日本のライトノベルをハリウッド映画化というのは非常に稀なんじゃないでしょうか。主演はトム・クルーズ。
謎のエイリアンに侵略されている近未来の地球が背景で、主人公ウィリアムは戦いから逃れようとするヘタレの兵士。しかしそれが上官の怒りを買い、最前線に出されてしまうのですが、ろくな戦闘経験もないウィリアムはあっという間に死んでしまいます。
しかしウィリアムは死亡した後、なぜか記憶を保ったまま2日前に戻ります。そう、いわゆる"ループもの"ですね。死ぬごとにループしてしまうウィリアムは、なんとかその状態から抜け出せるよう糸口を探して奔走します。
タイムリープの謎を解く過程も面白いんですが、何度も何度も同じ戦闘を繰り返すうちに段々無双状態になっていくウィリアムの活躍がめちゃくちゃカッコイイ。最後まで飽きない作品なのでゼヒ観てみて下さい。ライトノベルが元というだけあって、どこかコミカルでクスッとするシーンも多い作品。
アイ,ロボット
SF好きなら誰もが知っているロボット三原則。
- ① ロボットは人間を守らなければならない。
- ② ロボットは人間の命令を聞かなければならない。
- ③ ①、②に反しない限り、ロボットは自分を守らなければならない。
この原則が適用されたお手伝いロボットが流通している世界がモデル。しかしある日、一体のロボットが人間を殺して逃走するという事件が起きます。
そしてその調査を被害者の遺言にて依頼されたデルは、ビンテージスニーカーやガソリン式バイクを愛するロボット嫌いの古風派刑事。演じるのはウィル・スミスです。
デルは殺人犯のロボットを見つけますが、その裏に隠された企業の陰謀に巻き込まれていき云々かんぬん…というお話。
高精細なCGを使ったSF世界や迫力のあるアクションシーン、そしてちょっとしたサスペンス要素が入り混じったAAAクラスの傑作映画です。まだ未視聴の人はゼヒ見てみて下さい。
【サスペンス】
ユージュアル・サスペクツ
サスペンス好きなら誰しも通過済みだと思うが、まさに金字塔。未視聴の人はラッキーです。何故ならこれから観ることが出来るからです。
5人の男の中から謎の大悪党『カイザー・ソゼ』を絞り込む為に、刑事が聞き込みを進めるスタイルで物語が進みます。話は二転・三転していくんですが最後のオチは圧巻の一言。ゼヒ前知識なしで観てみて下さい。
少し古い映画ですが、アカデミー賞脚本賞を受賞した珠玉の一本です。とにかく俳優の演技一つ一つが素晴らしい。あとBGM。あまり多くは語りませんが、マジで記憶消してもう一回見たいやつ。
シャッター・アイランド
こちらもサスペンス好きには有名だが『どんでん返し』が好きな人にはたまらない一本。主人公は『タイタニック』のレオナルド・ディカプリオ。
主人公テディは連保捜査官。彼は孤島(シャッターアイランド)にあるアッシュクリフ精神病院にて、行方不明となった女性を捜索する為に島を訪れます。
そこに収容されている精神病患者へ聞き込みを続けるうち、恐ろしいマインドコントロールの事実が明らかになってゆき…という作品。
138分と少し長めの映画ですが、ラストはゼヒ一人きりで、集中して観てみて欲しいですね。もちろん事前に何も調べないで、まっさらの状態で…。
夜の来訪者
メジャーばっか挙げたのでちょっとマイナーどころを。
87分とサクッと観られるイギリス映画です。『夜の訪問者』とか似たような映画がありますが、こちらは『夜の来訪者』なのでお間違えなく。
舞台はバーリング家という、裕福な家庭にグールと名乗る警部が訪れることから始まります。彼はエヴァという女性の自殺について家族に聞き込みを行いますが、最初は『知らねーよそんな女!』と否定的な家族が、次々と関連について気づいていき…という話。
驚愕の最後を迎えるサスペンス要素もさることながら、恣意的で自分勝手な家族が痴話げんかする様子も見ていてちょっと笑えますw
元々は演劇作品みたいですね。BBCオリジナル映画につき予告編はなし。
【ホラー】
SAW
タイトル聞いたことは皆さんあるんじゃないでしょうか。もう最高のホラー映画です。
2人の男性がとあるバスルームに拘束された状態で目覚め、自分たちがシリアルキラー『ジグソウ』の罠にかけられたことを知り、何とか脱出しようとあれこれガンバる半ワンシチュエーションホラー。
ジャンルはホラーですがむしろサスペンス映画として素晴らしい脚本です。数々の伏線がつながっていく過程は息をのむシーンの連続と言いますか。
脚本家自らが主演を務める低予算な映画ですが、本作が大ヒットして2以降がドシドシリリースされました。けど、残念ながら2以降は見る価値ないです。
2以降は露骨なスプラッタ表現や惨たらしいシーンばっかりで登場キャラも自ら罠にハマっていくアホばっかりですが、本作はそれほど血がブシャーとか内臓ドロドローみたいなシーンはなく、せいぜいおっさんがカミソリで切り刻まれたりおっさんが燃えたりするくらいです。
ホラーだからといって毛嫌いせずにゼヒ観てみて欲しい一本。
ドリーム・ハウス
面白い。めっちゃ面白い。なんか評価低いのが信じられない映画。
主人公ウィルは家族との時間を大切にする為、とある一軒家を買って仕事を辞め、平和な老後を過ごす為に引っ越しをします。
しかしその家ではかつて殺人事件があったことが発覚し、しかも犯人は未だに捕まっておらず、更に子供が家の中で幽霊のようなものを見たり怪奇現象が起こっていくんですが、はてさて…という映画。
こちらも少しばかりドジャーン!ほらビックリだよーみたいなシーンはありますけど、ホラーというよりむしろサスペンス映画として評価したい。あとめっちゃ泣ける。
主人公は007のジェームズ・ボンドでお馴染みのダニエル。グレイグです。ただの一般家庭のお父さんなのにやたらムキムキなのがちょっと気になる点w
ハッピー・デス・デイ
いわゆるタイムリープもの。ホラー要素はかなり弱めなので怖がりな人も安心のはず。
主人公ツリーはどこにでもいる普通のJD。彼女はごく普通に父親と不仲だったりごく普通に教授と不倫してたりするんですが、ある日突然、仮面を被った殺人鬼に殺害されてしまいます。
まさに悪夢かと思ったのもつかの間、ツリーは殺害される日の朝にまで時間が戻り、再度同じ体験を繰り返すことになります。
彼氏(候補)に相談して『本当にタイムリープしているならそれを利用して犯人を絞り出せばいい』というアドバイスを受けたツリーは、あれこれと試行錯誤を始めるのですが…。
次々と新しい展開がテンポ良く進むので、最初から最後まで見ていて飽きない映画です。ラストシーンはやっぱりサスペンス。私はただのホラーよりサスペンス要素がある方が好きなのかも。
人気の作品で2まで出ているんですが、そっちもめちゃくちゃ面白いです。バタフライ・エフェクトのホラー版と言えばいいでしょうか。あと主人公めっちゃ美人。
【コメディ】
帰ってきたヒトラー
もしヒトラーが現代に蘇ったら!?というお話。
自分の死後、唐突に現代へタイムワープしたヒトラー。周囲からはただのコスプレ好きのおっさんとしか認識されず、雑貨屋でチョコバーをかじりながら惨めな生活を続けますが、ある日『インターネット』に触れたヒトラーおじさんは少しづつ頭角を現していき…、とまあ、そんな感じ。
この映画、古今東西の『ヒトラー映画』のオマージュを各シーンに散りばめていて、思わず笑っちゃうのが見どころ。まあもちろん映画普段見ない人でも楽しめると思います。ヒトラーはモノマネ芸人じゃないヨ!!
主演はオリバー・マスッチという無名の俳優ですが、この演技が実に素晴らしい。完璧にヒトラーになり切っています。
ウィリーズ・ワンダーランド
殺人ロボットがひしめく廃遊園地…。ひょんなことからそこの清掃作業を請け負ってしまった主人公は、襲い来る悪魔のようなマスコットアニマルたちに成すすべもなく、逃げ回ることしか出来ない…。
と思ったけど大丈夫?主人公ニコラスケイジだよ?最強だよ?というスタンスの映画。
主人公にセリフが一切ないという異色の映画で、ホラー映画というよりアンチホラーな映画。詳しく語るともったいないんですが主人公の無双シーンがひたすら笑っちゃうし楽しい。そんなワケでコメディにジャンル分けしました。
短い期間でしか劇場公開しなかったので、知らない人も多いはず。サクッと観られるのでゼヒどうぞ。
クリスマス・カンパニー
クリスマスの日に観ていただきたいサンタクロースのコメディ映画。
普段寝ている子供しか見たことがないサンタクロースはなんと人間嫌い。しかしおもちゃを作る工場の妖精が軒並み倒れてしまい、治療する為のビタミンCを手に入れる為に自ら人間世界へ赴く…というお話。
フランス映画って淡々としてて盛り上がりに欠けるイメージですけど、十分面白いです。
クリスマスを題材にした映画らしく、胸がほっこりすること請け合い。家族向き…ではないかもしれませんけどカップルとかに大変おススメな映画です。
サンタクロースを題材にした映画だと『クリスマス・キャロル』の次に好きかな。
【アメコミ】
アクアマン
スパイダーマンから連なるアメコミ映画人気のおかげで、アイアンマンとかアントマンとか〇〇マン系の映画がたくさん出ていますけど、その中でも群を抜いて面白い。監督は前述の『SAW』を手掛けたジェームズ・ワン。
DCコミックを原作とする映画で、歴代興行収入一位を記録しました。
主人公アーサーは海底王国アトランティスの血を引くちょっとヤサぐれた若者。人間世界で暮らしていた彼はアトランティスの大きな騒乱に巻き込まれていき、海を支配する能力に目覚め、戦いに挑んでいきます。(そして恋愛ロマンスも始めますw)
“海"を題材としており美しい映像のシーンが多く、またアクアマンのエネルギッシュでスタイリッシュなアクションも見どころ。脚本もキレイに収まっており、143分と長めの映画ですが見終わった後は何とも言えない満足感があります。
DCコミックのヒーローが集結する映画『ジャスティス・リーグ』にもアクアマンが登場しますので、出来ればジャスティス・リーグを観る前にこちらを観ておくと一層楽しめます。
ワンダーウーマン
『バットマン vs スーパーマン』にチョロっと出て来てなんやねんこの女って思ってたら単独主人公化。美しい!美しすぎる!戦う美人戦士カッコイイ!
主演はイスラエル人のモデル、ガル・ガドット。元々ワイルドスピードシリーズくらいしか出演していませんでしたが前述のバットマン vs スーパーマンで注目され主演として抜擢。この『ワンダーウーマン』の話が来なければ女優を辞めて実家に帰る予定だったらしいですw
ストーリーは女(全員超人的)しか存在しない島、セミッシラで暮らすダイアナの元へ、とある事故から人間世界の男性が迷い込むところから始まります。
外の世界に興味があったダイアナは外界で戦争(第一次世界大戦)が起きていることを知り、更にその原因が戦いの神アレスによる陰謀だと見抜き、人間たちを救う為に活躍するというお話。
ワンダーウーマンは超人的な肉体能力を持っていますが、空を飛んだり糸を出したり目からビームを出したりは出来ず、戦闘は基本的に格闘戦です。美女がパンチやキックで悪漢を倒すシーンは見ていて爽快。何も考えずにボーっと戦闘シーン見ているだけでも楽しい作品です。
続編で『ワンダーウーマン1984』も出ていますが、私的にはこの"1″の方が好きですね。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
冒険野郎クイル、暗殺者ガモーラ、極悪囚人ドラックス、毒舌アライグマのロケット、木人グルートという、へんてこな5人が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を結成して世界を救うお話。
主人公クイルは"オーブ"と呼ばれるとてつもない力を秘めた兵器を手に入れ、それを売り払おうとしますが、ガモーラにターゲットとして襲われ、悪人の陰謀で刑務所に投獄されてしまいます。
しかしその過程でドラックスやロケットたちと出会い、数奇な運命から協力することになり、刑務所を脱出。"オーブ"を巡っての戦いに挑んでいきます。
非常にコミカルな作品で、一癖も二癖もあるメンバーの掛け合いでクスッとするシーンが多く、それでいて脚本がキレイに収まってます。終盤にかけての盛り上げ方がとても上手い。冒険活劇の側面も強いので、スター・ウォーズとかインディ・ジョーンズが好きな人にもおススメ。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーリミックス』という作品も出ていますが、そっちは続編なのでご注意を。話がつながっていますので、観るなら『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』→『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーリミックス』の順です。
【その他】
イップ・マン 葉問
香港のカンフー映画。カンフー映画ってたまに見たくなるんですけど一番好きです。1~4まで出ています。香港映画ってどうしてもハリウッドに劣るイメージありますけど、なかなかどうして面白い。本物のカンフー映画って中国でしか作れないと思います。
時代はWW2終結後のイギリス領香港で、主人公のイップマンは詠春拳の達人。彼は家族を大切にする穏やかな人物ですが、ふとしたことから強引に弟子入りした青年の面倒を見るうち、格闘家同士のいざこざに巻き込まれていきます。
その裏にイギリス人たちの汚い思惑も渦巻き、やがてイップマンは香港武術界の誇りをかけてイギリス人との決闘に挑むことに…みたいな感じ。
ちなみに実在の人物がモデルとなっていて、イップマンはブルース・リーにカンフーを教えた人でもあります。詠春拳ももちろん本当に存在する拳法で、2~300年の歴史があるそうです。
ストーリーが単純なので酔っ払いながらでも理解しやすく、スピーディでメチャカッコイイ詠春拳のアクションが気持ちいい。話のテンポが良くて適度にバトルシーンが入るので、友達と飲みながら見たりすると楽しいと思います。
『イップマン』繋がりで別の作品もある為、観るものを間違えないように気を付けて。タイトルがややこしいので。私がおススメしているのは一番好きな二作品目です。主演はドニー・イェン。
ドニー・イェンが主演じゃないイップ・マンは見ちゃダメです。いや別に見てもいいけど。いきなり二作品目を観ても問題ないですが、順を追いたいなら『序章』から観るのをおススメします。どれもハズレ無しです。
タイトル | 説明 |
イップ・マン 序章 | 第1作目。2008年公開。 |
イップ・マン 葉問 | 第2作目。一番面白い。2010年公開。 |
イップ・マン 継承 | 第3作目。なんとマイク・タイソン本人が共演。2015年公開。 |
イップ・マン 外伝 マスターZ | スピンオフ作品。でも相当評価高い。2018年公開。 |
イップ・マン 完結 | 第4作目。2019年公開。 |
イップ・マン 黎明 | タイトル似てるけど監督も主演も違う別作品。評価は低い。 |
イップ・マン 立志 | 〃 |
イップ・マン 九龍 | 〃 |
サマー・ウォーズ
お次はこちらをご紹介。まあ有名なんで視聴済みの人多いと思いますけど。アニメ映画の中だとこの『サマー・ウォーズ』が一番好きですね。次いでジブリの『紅の豚』かなっていう感じ。監督は『バケモノの子』や『未来のミライ』で知られる細田守。
『オズ』と呼ばれる大規模なインターネット仮想空間によって、オンラインゲームの交流から行政手続きに至るまで、人々の生活が管理され、頼り切っている世界が舞台。
武田信玄の家系を先祖に持つヒロイン・ナツキは祖母を安心させるという目的で、主人公ケンジに彼氏を装わせてひと夏の間だけ、実家に連れ帰ることにします。
ところが、数学マニアであるケンジがふとしたことで解いた暗号から、『オズ』が大規模なウイルス浸食により崩壊していってしまい…というあらすじ。
細田守の初オリジナル作品ということだけあって気合の入り方が違う。脚本がとにかく素晴らしい。武田信玄にかけた『古』とオズの中で繰り広げられる『新』がコントラストとして構成されており、日本人なら胸熱になること請け合い。
それにくわえて貞本義行がデザインした魅力的な登場キャラが勢ぞろい。本作を元にショタに目覚めた腐女子も多いとか。
笑の大学
最後は邦画をご紹介。あんまり邦画って見ないんですけどもね。
笑の大学は三谷幸喜原作・脚本による日本の演劇作品で、ラジオドラマ版・舞台版・映画版の3バージョンが存在します。私がおススメするのは当然映画バージョン(役所広司と稲垣吾郎が主演)です。
時代は戦争へ向かっていくさ中、昭和15年の日本。演劇娯楽は国によって規制されており、ちょっとでも不謹慎な表現があると警察の検閲を受けて上演できない。そんな世界観。
生まれて一度も心の底から笑ったことがない検閲官・向坂睦男に上演許可をもらう為、劇団『笑の大学』座付作家・椿一は台本を提出しますが、向坂は幾度となく台本から『笑い』の要素を奪い去り、書き直すように椿一に求めます。
椿一はなんとかお笑い要素を残す為、向坂からの無理難題をすり抜けて台本を書き直し続けるのですが…というお話。後は観てのお楽しみ。
三谷幸喜のお得意技とも言える、舞台が二転三転とジェットコースターのように移り変わる作品で、ほぼ密室劇でありながら飽きることなく『笑い』を与えてくれます。三谷幸喜の作品の中で一番好きです。というか邦画の中で一番好きかもしれない。
どれも絶対面白いから、観たら感想聞かせてね!
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