人狼倶楽部で盗難発生?

2019年9月2日

どう防止したらいいんだろうか…。

昨日(2019年9月1日)、御徒町にある人狼倶楽部現金の盗難事件が発生してしまったそうです。ダラダラと思ったことを書くだけなので、ほぼ雑記です。

【2019年9月4日追記】
犯人が自白し、無事被害者にお金が戻ってきたようです。
一連について詳しく語りませんが、一応の解決を見たようです。

よく、『貸したお金が返って来ない』みたいな人狼民同士の金銭トラブルは耳にしますが、こういった直接的な犯罪行為って初めてなんじゃないでしょうか。
もちろん警察も介入していないですし、素人同士が憶測で動いてるだけなんで、真偽の程は定かではないです。
被害者の方が電車の中でスリに遭ったのかもしれませんし、5万円なんて勘違いで持ってなかったのかもしれません。

むしろ勘違いならそっちの方がいいんですけどね。
ただ、人狼倶楽部もその辺疑ってからアナウンスしてると思うので、やはり盗難が発生してしまったんでしょう。

ボドゲ会という場の信義原則

基本的に、人狼を始めとしたボードゲーム会って犯罪の温床になりがちだとは思うんですよ。
本名や住所はおろか、全く素性が分からない人同士がツイッターやフェイスブックで知り合って多数集まり、密室の中で管理責任者抜きで、カバンをどっかに置いて遊ぶんですからね。

泥棒

特にイルルの開催してる会なんかはお酒も入りますし、途中入退室も自由です。
正直言って全ての人の出入りを一人で把握するのは無理ですし、監督責任までは負えません。
※ここで言う監督責任っていうのは有事の際の保障責任まで負うという意味です。

それでもあまりこういった暗い話を聞いたことがなかったのは、ボドゲ会の場の暗黙の信義原則があるからだと思います。
ボドゲ会ってのはツイッターのおかげで横の繋がりが強い側面がありますから、バレれば一発で界隈から退場になるでしょう。
イルルもお金は欲しいですが、各種会場から出入り禁止を食らうくらいなら50万転がってても拾わないですね。
今回の犯人はそういうことを気にしなかったということになります。

今回の被害者も、基本的に人狼倶楽部にそのような不審者が来るとは予想してないでしょうから、ショックは相当なものでしょう。

人狼亭でもトラブル

同時に、人狼亭でも貸与用に備え付けてあるボードゲームが紛失するというトラブルがあったようです。
こちらは、一般顧客の好意で人狼亭に設置していたボードゲームがなくなるというケースです。

オーナーのMJさんは管理責任を追って全部弁償したみたいですが、金額にすると2~3万くらいはするんじゃないでしょうか。
金欠状態のMJさんには手痛い出費のはず…。

『お客様が間違えて持って帰ってしまったのかも』という疑念もありますが、それにしては数が多すぎますし、まあ故意であったにしてもなかったにしても、こういったトラブルが発生してしまったのは悲しいことです。

窃盗罪の重さ

イルルは法律はそんな詳しくないですが、万引きでもなんでも、人のモノを盗めば窃盗罪になります。
(置き引きや強盗だとちょっとまた変わってきますが)
窃盗の罪は10年以下の懲役、又は50万円以下の罰金という意外と重い罪です。
初犯であれば罰金、または執行猶予になる可能性が高いですが、仲間ぐるみで組織的に繰り返していたり、被害者に弁償が出来ない状況だと初犯で実刑判決を受けることもあるそうです。
そうでなくても、基本的には前科者になります。

被害者と示談が進めば不起訴(前科なし)になることもありますけど、一度前科を持つとそりゃもう大変です。人狼界隈はおろか、現実社会で永遠に十字架を背負って生きていくことになります。

身辺調査をするような企業には入社出来ませんし、服務規程次第では現職を解雇する正当な理由になります。
好きな人が出来て結婚したいと思っても、相手の親御さんから断られる可能性もあるでしょう。
黙っておけばいいと思うかもしれませんが、一生秘密を隠し続けるというのは難しいものです。
また、国家公務員や教師などの国家資格を取得することも出来なくなります。
とにかく、軽い気持ちでも大きな罪がついて回るものなのです。

どのように防止するべきか

一番理想的なのは、貸与用のボードゲームにはICタグをつけることですね。
よくTUTAYAとかの出入り口にある、会計を済ませてない商品を持ち出そうとするとビーって鳴るアレです。
他には、監視カメラなども有効な手段でしょう。

監視カメラ

ただこれって、すごく考えてしまう問題ですね。
一般的に来場される皆さんは、ボードゲームで楽しく遊ぶのを目的にされているワケなので、そのような監獄みたいな会場だと初めから泥棒扱いされているようで、なんとなく気分が殺がれてしまうかもしれません。
きっと、業務としてやっているボードゲームスペースも、この辺の問題は繊細なバランスを取りながらやってるんだと思います。

最終的にはやはり、個人個人の自衛に任せるしかないのだと思います。
それを証拠に、来場者間のトラブルについては一切責任を持たないと公言しているスペースも多いですしね。
結局、各自が気をつけて安全な場所作りをしていくしかないのかなと思います。

とはいえ、こういった事件が頻発するとボードゲーム界自体の寿命を縮めることになると思うので、イルルもボドゲ会を開く時は防犯意識を高めて開催しようと思います。

以上、ほんとにただの雑記でした。