『Bloodstained: Ritual of the Night』が楽しみな件

2019年7月15日

イルルはマイクラよりテラリア派です

2019年6月18日、全世界で『Bloodstained: Ritual of the Night』(ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト)がリリースされました。
けど、日本国内ではPC版Steamのみの発売で、 PS4とXbox One、Nintendo Switch版の発売日は未定のままになっています。
今回の記事ではブラッドステインドがどんなゲームなのか、期待を込めてお送りします。

ブラッドステインドってどんなゲーム?

いわゆる『探索型横スクロールアクション』というジャンルのゲームです。
元々、『悪魔城ドラキュラ』というファミコンやPCエンジンから続くふる~いシリーズ作品があり、当初はザコ敵を倒しながら大ボスを倒してステージクリア、それを繰り返すという作りでした。

ファミコンのドラキュラ

引用元:ゲームカタログ@Wiki( https://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/3391.html )

しかしプレステの時代になってから、スーパーマリオみたいだったそれまでのドラキュラに探索要素が追加されました。
広大な悪魔城の中を好きなところから探索し、城の中に散らばったアイテムを集め、だんだんと探索範囲を広げながら攻略を目指す、というシステムに変わったのです。いわゆるメトロイドですね。
これが大成功した『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』という作品はコアなファンを多く獲得し、最近でもPS4用に再録されて発売されるなど、大きな人気を誇っています。

そして何を隠そう、今回リリースされたブラッドステインドはこの『悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲』のプロデューサーである五十嵐孝司氏が手掛けた作品なのです!
これはシリーズファンならば間違いなく買いですね!
タイトルが『悪魔城ドラキュラ』ではない為、これまでのシリーズとストーリー的な繋がりがあるかは不明ですが、ブラッドステインド(血の汚れ)と冠する題名から、似たような世界観ではないかと推測しています。
しかも、BGMを手掛けているのも『悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲』と同じ山根ミチルさんです。
宗教音楽的な荘厳なステージBGMから、ハードロック調の鬼気迫るボスBGMまで、ドラキュラの世界を表現する上で欠かせない名曲をいくつも作り出してる人です。
あと主人公のミリアムが美しい女性というのも、イルル的にはポイント高いですね!

ブラッドステインドの発売日

家庭用ゲーム機版の発売日は公式には未定となっていますが、一部リークされた情報ですと9月上旬である可能性が高いということです。7月現在からするとまだまだ先ですが、今は楽しみに待っているしかないですね。
PCのSteamならば今すぐプレイ出来ますが、やっぱプレステでプレイしないと何となく気分が盛り上がらないんで!

追記:発売日が2019年10月24日に正式決定したようです。
予想より大分遅いですが、無事に発売されるようで良かったですね!
既に各種通販サイトで日本語版の先行予約が始まっています。

ブラッドステインドは何故日本だけ発売が遅れるのか?

日本で開発したゲームなのに日本語版だけ発売が二か月も遅れるというのは、どういった理由なのでしょうか。
どうやら最新の報告によると『物流上の問題』が原因であるそうです。

先月に発売日が決定するも、“予期せぬ物流上の問題”により日本での発売が延期となってしまった『Bloodstained: Ritual of the Night』ですが、Kickstarterでの最新報告にて追加情報が公開されました。
正確な発売時期は現在確認作業中としながらも、数ヶ月の遅れになると見積もっているとのこと。チームはこの遅れを謝罪し、可能な限り早く日本で発売できるよう最優先事項として対処すると述べるとともに、Kickstarter支援者への当面の対応を明らかにしています。

引用元・GameSpark( https://www.gamespark.jp/article/2019/06/14/90584.html )

しかしイルル的には本当かどうか疑わしいところですね。
物流上の問題ならばダウンロード版で発売することも出来ると思います。
CEROの審査で引っかかってたり、ソニーや任天堂などのファーストパーティとの交渉がうまくいってないんじゃないか?とも邪推してしまいますね。
何にせよ無事に発売されることを祈るばかりです。
発売日直前になって発売中止になったスナイパーエリート3みたいにならなきゃいいが…。

ブラッドステインドの前作について

空気だったので気がついてませんでしたが、ブラッドステインドはリチュアル・オブ・ザ・ナイトの10年前が舞台である『カース・オブ・ザ・ムーン』という作品が存在します。

カースオブザムーン

引用元:ブラッドステインドカースオブザムーン公式サイト( http://curseofthemoon.com/jp/ )

よく見ると『リチュアル・オブ・ザ・ナイト』の主人公であるミリアムがいますね!(画像左の女性)
世界観と登場キャラがそのまま引き継がれているのがよくわかります。
『カース・オブ・ザ・ムーン』は 2018年5月24日に発売しており、お値段はニンテンドースイッチ及びPS4版が980円、XboxOne版は1080円と、大変ローコストで手の出しやすい価格です。
『リチュアル・オブ・ザ・ナイト』が待ちきれない方は、予習がてらこちらを遊んでおくのもいいかもしれません。イルルもプレイしてみます。

追記:早速プレイしていますが、絶妙な難易度で面白いです。これで1000円ならいいですね。
アクションゲームが苦手な人もカジュアルモードという残機無限モードがあるので気軽にプレイ出来ると思います。

まとめ

本記事では『ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト』が『悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲』の源流を組む探索型横スクロールアクションであり、発売日の予想が9月上旬であることをご紹介しました。また、前作である『カース・オブ・ザ・ムーン』のご紹介もしました。
是非とも早く手に取って遊んでみたいものです。

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