プレイステーション5が全く手に入らない件

2020年11月20日

ふざけるなぁ!ふざけるなぁ!

いやぁ、手に入りませんねプレステ5。抽選落ちまくりですよ。

いやね、別にいいんですよ?特にやりたいソフトがあるワケじゃないし。せいぜい今手に入っても買うのはデモンズソウルリマスターくらいでしょうね。でもデモンズなんてPS3の時にとっくに全クリしてるし、ブラッドボーンの方が面白いし、黄衣の王に呼び出されるの面倒くさいし(負け惜しみ

何故これほど品薄なのか

元々、新しいゲーム機が発売されるシーンでは売り切れ続出になるのが世の常です。まあ、これほど品薄になるのは珍しいですが、セガやSNKがゲーム機を作ってた昔と違って今はプレイステーションとニンテンドースイッチの2強ですからね。人気が集中するワケです。

そしてメーカーは大量に作り過ぎて在庫を抱えると赤字になるので、基本的に売り切れる程度の量で捌きます。在庫はあるだけで管理費が発生してしまいますからね。これはどの商売でも一緒ですな。つまり、小出しにしながら市場の動きを見て、生産量を推し量るワケです。

7年前に発売されたプレイステーション4は苦労せず発売日に買えましたが、これは日本国内での発売が海外より遅れていたことが原因です。既に海外で出回って市場の調査が済んでいたので、日本では余裕を持って買うことが出来る在庫があったのです。

転売屋の存在

前述のように基本的に品薄な新規ゲームハード市場ですが、それに拍車をかけまくっているのが皆さんご存じ転売屋の存在です。今年はコロナの影響でマスクや消毒液に転売屋が飛びつき、経済が弱体化したことも手伝って新しく転売に食いつく人間が後を絶ちません。転売の温床であるメルカリがここ数年で成長してきたことも一因でしょう。(プレステ4発売時はメルカリはほぼ存在してない)

『転売は儲かる』ということを世に知らしめてしまったのが2020年という年なのです。

当然ながらプレステ5も例外ではなく、Amazonでは新規発売後約10秒ほどで売り切れ。代わりに50万円の中古品が出回り、大変な騒ぎになりました。プレステ5の箱だけ売り付けるような詐欺も横行しています。こういうの規制しないんですかねホント。

しかしその後、転売の温床となっている中国にてプレイステーション5がネットワークに繋がらないという情報が出回り(真偽は定かではない)転売価格が値崩れ傾向に。ネットに繋がらなきゃ基本ただのブルーレイプレイヤーにしかなりませんからね。とはいえ、未だメルカリでは10万円前後の値段で取引されているようです。つまり定価の倍ですな。

中には100台まとめて900万円で出品している人も。「グループで色んな店を回って集めた」と説明欄に記載がありますが、ここまで来ると転売屋の市場破壊も深刻ですね。

どのくらい待ってれば買える?

さて、そんなプレステ5ですが一体いつ頃まで待ってればフツーに店で買えるようになるんでしょう。結論を言うとこればっかりは『何とも言えない』状況ではないかと思います。

結局、ゲーム機の人気はサードパーティーの充実加減に拠ります。このまま年内までデモンズとスパイダーマンしかやるものないよって状況なら、年明けには買える状態になってるんじゃないかと思います。

逆に大型人気タイトルの投入など、ユーザーが目を見張るような発表があればニンテンドースイッチのように慢性的な品薄となっていくでしょう。

ただし、メーカーも品薄状態を漫然と見守っているワケではありません。『買いたかったけどお店にないから買えなかった』というのはメーカー側の"損"になりますからね。(機会損失と言います)
何らか手は打ってくると思いますが、任天堂がスーパーファミコンミニでやらかして大量在庫抱えるような出来事もあったので、慎重になっているのかもしれません…。

転売ヤーは口内炎になればいいと思う