【初心者感想】神奈川県の大山に登ってみた
前回ブログにした登山グッズを準備して、早速大山にチャレンジしてみました!
日帰りなので必要ないんですが、夏に予定している富士登山のトレーニングも兼ねているので、あえて夏用の衣類や替えの下着も担いで登ってみました。
高尾山くらいしか登ったことのない初心者の感想になります。
思ったよりハードだった
大山はネットで検索すると『初心者向け』にカテゴライズされている山です。
標高は 1,252m で、実際に足を運んでみると高齢の方や子連れの方が多数おり、お手洗いも各所に整備されて登りやすい山に感じました。
ただ、あくまで初心者向けというのは『併設されたケーブルカーを使った場合』に限ると思います。
ケーブルカーを使うと、中腹 700m あたりまで行程をスキップすることができ、そこから山頂へは約1時間30分で登れます。
私は何をトチ狂ったのか、『どうせならケーブルカー無しで挑戦してやるぜ』と考え、ケーブルカー無しで登りました。死にそうになりました。
ケーブルカーを使わない場合、比較的なだらかな『女坂』と急こう配の『男坂』のどちらかを登ることになります。私は無理せず女坂をチョイス。途中にある大山寺で一息ついて、阿夫利神社下社に着いたのが登頂開始から1時間15分後。
ケーブルカーなら6分で済む行程をエッチラオッチラ歩きました。もうね、この時点で足ガクガク。
途中で気づいたんですが、登山客はほとんどケーブルカーを使うので、女坂、男坂ともあまり道が整備されていないんですよね。石段がところどころ崩れてて、非常に登りにくい。めっちゃ疲れました。
女坂ではほとんど人に会わなかったので、登山客の9割方はケーブルカーを利用するのではないかと思います。
なんとか山頂に到着
阿夫利神社下社に辿り着いてやっと見えて来る『頂上登山口』の文字。ほのかな絶望感を感じながらも、ここで引き返す訳にはいかないと思い、充分な水分補給をしてから挑みます。
途中、年配の方々に次々と追い越されます。心の中で『ワイはケーブルカー分のハンデを抱えておるんじゃ…』と呟いてました(笑)
前日に雨が降ったせいで、岩がツルツルと滑りやすくなっており、何度か足を取られながらも必死に登りました。
やっと山頂に着いたのが正午頃。9時20分に登頂開始したので、大体2時間30分ほどかかったということになりますね。
山頂の売店では、気難しそうなおじいさんと、元気のいいおばあさんが飲食物を販売しておりまして、500円の自家製豚汁をオーダーしました。人生で一番おいしい豚汁でした。
反省点
ケーブルカーは無理せず使おう
登山初心者はケーブルカーを使った方が無難ですね。
私はなんとかケーブルカー無しでも登頂出来ましたが、女坂の途中にある大山寺くらいしか景勝地もなく、ケーブルカーを使わないメリットはあんまりないように感じました。(ちょっとした達成感くらい)
ちなみに帰りは男坂を下って帰りましたが、滑落しそうなポイントがいくつもあって、年配の方や小さいお子さんは危険だと思います。
靴は本当に大事だった
登山靴は『三種の神器』なんて言われますが、確かにとても重要だと感じました。
ソールが固くてハイネックだと歩きやすさが全然違います。さすが技術の粋を凝らした専用の靴です。
私はキャラバンのC1_02Sという靴を購入しましたが、卸立てで長時間歩いたにもかかわらず、靴擦れや血マメなどのトラブルは皆無でした。宣伝になっちゃいますけどリンク貼っておきます↓
あってよかったもの、いらなかったもの
山は『備えあれば患いなし』というのは承知してますが、それでもコレはいらなかったというものがいくつか。
まずは地図とコンパス。大山は山頂でも電波入るので、スマホのアプリで十分現在位置わかります。
あとはアウター。気温が高めだったせいもでありますが、3枚も重ね着するシーンは皆無でした。早朝に家を出る時ぐらいしか使わず。
あと、土曜日の大山はとても人が多くて、クマよけの鈴も要りませんでしたね。周りが人だらけなんで、とてもクマが現れるような雰囲気なかったです。(他人がチリンチリン鳴らしまくってくれる)
反面、欲しいなと思ったのは薄手のミドルレイヤーです。
Tシャツ+フリーストレーナー+厚手のフリースという構成で挑んだんですが、フリーストレーナーを着ると暑すぎて首元が汗でビショビショ。結局12月だというのにTシャツ一枚で上り下りしました。
登山用のTシャツなので蒸散性がありマシでしたが、山頂付近は非常に風が強く、少し汗冷えしてしまいました。
めちゃくちゃ薄手の防風ジップパーカーみたいのが欲しいな~と思いましたね。前を開けて体温調整出来るようなヤツ。今度ワークマンプラスで探してみようと思います。
それと、出来れば膝サポーターも欲しいですね。
私がまだ歩きなれていないせいもあるでしょうが、山の下り道ってトントンって階段を下るような感じじゃなくて、ズダンズダンと飛び降りながら下るようなシーンが多いです。結構膝にダメージが来ました。
これらの反省を生かして、次は奥高尾に挑戦する予定です!
とりあえず買い集めた登山用品は日の目を浴びれたんだわさ
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