Eカードのようなボードゲーム『RED OUT』をご紹介
シンプルさこそが最高の緊張感を生むのです
みなさんは『カイジ 人生逆転ゲーム』をご存知でしょうか?
ギャンブル好きの主人公が借金返済の為に危険なゲームに挑戦していく漫画を、藤原達也さん主演で映画化した作品です。
今までシリーズが2本出ていますが、2020年1月10日に3作目『カイジ ファイナルゲーム』の公開が予定されている大人気シリーズです!
この作品の中で『Eカード』と呼ばれるカードゲームが登場します。
ルールは非常にシンプルで、視聴者が一瞬で理解出来るよう配慮されているのですが、心理戦としてこの上ないほど完成度の高いゲームなのです。
今まで、2人専用の心理戦カードゲームというとカナイセイジさんの『Rライバルズ』なんかが有名どころでしたが、今回紹介する『RED OUT』は、よりルールが『Eカード』に近いものとなります。
(ていうかぶっちゃけ、かなりEカードを意識した部分があると思う)
引用元:キャンプファイア RED OUT CFページ( https://camp-fire.jp/projects/view/122462 )
『RED OUT』ってどんなゲーム?
ルールは非常にシンプルです。カードは5枚しか使いません。
先に3勝した方の勝ちで、面倒な得点計算とか勝ち点の移動などはありません。
引用元:ゲームマーケット レッドアウト紹介ページ( http://gamemarket.jp/game/%E2%96%A0-red-out-glorys-works-%E2%96%A0/ )
色々なルールで楽しめますが、やはりスタンダードが一番燃えます。
白と黒の無地のカードはいわゆる“様子見カード”です。
このカードは基本的に相手の手札を消費させる為に使います。(特に赤ドクロ)
白のドクロと黒のドクロはそれぞれ、対応した無地のカードに勝ちます。
そして、赤ドクロは白、黒のドクロどちらにも勝ちます。
文字にするとややこしいですが、上の図を見ると一目瞭然ですね。
RED OUT の魅力
RED OUTはまさに究極の心理戦を楽しめるゲームです。
「初手は無地のカードで様子見しがち…でも相手はそれを読んで白か黒のドクロを出すかも…いやいやさらに裏を掻いて初手から赤ドクロで来るかも…」
みたいな緊張感を楽しめます。
まさにEカードですね。
「オレの次に出すカードは…赤ドクロだぜ」
といった具合に口頭でブラフを織り交ぜながらプレイすると更に面白くなると思います。
ゲームの性質上、短い時間でプレイすることが出来ますし、箱自体も小さいので持ち運びが楽です。
普段ボードゲームをやらない人をボドゲ沼に陥れるのに最適なゲームかもしれません。
RED OUTのビミョーなところ
まさに映画『カイジ』のクライマックスのような勝負が出来るRED OUTですが、とても残念な部分が一つだけあります。
それはカードの材質です。
お互い相手の行動を読みながらカードを出すゲームなので、当然ながらカードに傷や汚れがついて、裏側からでも何のカードか判別出来てしまうとダメなんですが、材質がただのボール紙のような感じで非常に脆いんですよね。
誤って飲み物でもこぼしたら使い物にならなくなってしまうと思います。
イルルは買ってからすぐスリーブに入れましたが、箱がピッタリサイズに作られているので、スリーブ付きだと今度は箱に収まらない。
この辺がすごく困ったところでした。
コンポーネントがカード10枚と少ない割にお値段も2000円しますしね…。
ただ、イルルが持っているのは第二版で、現在市場に出ているのは第三版らしいです。
新版だとこの辺が改善されていると嬉しいのですが…。
個人的にはワンモーニング人狼などと同じようにプラスチック製の分厚いカードにして欲しいですね、倍額の4000円でも買いますから!
RED OUTはどこで手に入る?
ボドゲーマを始めとして、各種通販で容易に手に入ります。
また、実店舗で委託販売しているケースもあるようです。
(実際にイルルは秋葉原のイエローサブマリンで購入しました)
ボドゲーマ通販ページ:
https://bodoge.hoobby.net/market/items/1002
AmazonやYahooショッピングでも取り扱いがあります。
まとめ
今回はカバンに忍ばせておいて、ちょっとした時間に熱い心理戦を楽しめる『RED OUT』をご紹介しました。
ちなみに、話が逸れますがボドゲ好きならカイジの映画(一作目)は本当におススメです。
原作知らなくても多分大丈夫なので、チェックしてみて下さい。
心理戦って点ではジョジョ第三部のダービー戦もめっちゃ面白いよね
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