動物を議題にするプレゼン系ボードゲーム『ANIMAM』のご紹介

2019年10月16日

子供でも楽しめるワイワイしたゲーム

イルルの個人的な友人でもあるぜうすさんが新しいボードゲームを作りました。その名もANIMAM(アニマム)というプレゼン系のゲーム。クラウドファンディングで資金を集め製作に乗り出し、この度めでたく2019年秋のゲームマーケットで頒布するそうなので、ご紹介します。
友人が作ったものという贔屓目を抜きにしても、大変盛り上がるゲームに仕上がってます。

ANIMAMってどんなゲーム?

ANIMAMはそれぞれが何らかの動物(サルとかヒツジとか)の書かれた手札を引き、各ラウンドごとのお題に沿ってプレゼンをしていくゲームです。
ラウンド毎に、
①お題に一番適していると思われる動物
②話の内容に一番説得力のあった人
を選び、ポイントを獲得し、ゲーム終了時にポイントが多かった人の勝ち、という分かり易いシステムです。

アニマムプレイ風景

お題には『かっこいい』とか『こわい』など抽象的な概念が書かれていて、手札を消費しながら1人づつ時間を決めてプレゼンしていきます。「ライオンは百獣の王だからかっこいいんです!」とか「コウモリは夜中に飛んでくると怖いです!」みたいなノリですね。短い時間でサクサクとプレイすることが出来る上、小さい子供でも遊び易いシステムです。

ANIMAMの面白いところ

とにかくお題と手札のバランスが絶妙です。例えば『つよい』というお題が来た時に自分の手札がウサギとかヒツジだけだったりすると、ウサギがいかにカバより強いかについて一生懸命論じなきゃいけなかったりして、ところどころ笑いをもたらしてくれます。どうしろっちゅうねん、みたいなw

また、なかなか機知に富んだプレイを楽しめる側面もありまして、例えば「おもい」というお題についてヒツジとウシが並んだ場合、どう考えても体重が重いのはウシなんですが、『ラム肉は結構胃にもたれるから、牛肉より重い!』といったプレゼンが繰り広げられたり。
説得力のある話が聞けると「あ~なるほどね~」とポイントをあげたくなっちゃいます。

ぜうすさんの処女作にしては、各種人狼ハウスで何度もテストプレイを重ねているおかげか完成度の高い内容になっており、前述のようにポイントの獲得方法が2種類あるので、単に話の上手い人が絶対に勝つという仕様でもありません。おまけにカードのみのゲームなので値段も安価(2000円以下)ですし、持ち運びも楽です。

ANIMAMのビミョーなところ

友人の作ったものとはいえ一応辛口に批評すると、ゲームの内容が基本的に人前で喋るという仕組みなので、話しベタな人には苦痛に感じてしまうシーンがあるかもしれません。また、どちらかというと初対面同士で遊ぶよりは、ある程度気の知れた仲間同士で遊ぶ方が盛り上がると思います。飲み会の余興なんかにちょうどいいでしょうね。

あと、現在のところはクラウドファンディングのリターン品としてしか入手出来ず、一般商業店に委託販売もしていないので、手に入れるには秋のゲームマーケットで確実に購入する必要があります。

ANIMAMはどこで買えるの?

前述のように、ANIMAMは現在委託販売などをしていない為、欲しいならゲームマーケットに足を運んで購入する必要があります。幸いにも予約販売を受け付けているようなので、もし狙うのであれば確実に予約しておきましょう。

https://twitter.com/zeus_BoardGame/status/1178957794247970817?s=20

ANIMAM(アニマム)お取り置き・ご予約フォーム

サンクスクレジット
イルルも出資者としてサンクスクレジットに名前が載ってます

まとめ

  • ANIMAMは子供でも楽しめるプレゼン系ボードゲーム
  • インスト簡単、安価、持ち運び楽
  • 気の知れた仲間とワイワイやるのに最適
  • 入手するにはゲムマに足を運ぶ必要あり

かなり笑えるゲームだぞ!