正体隠匿系お絵描きゲーム『AIアートインポスター』の遊び方

リリース直後は『りんご』と入力しても全く違う絵が生成されたりで全く遊べるシロモノじゃなかったんですが、度重なるアップデートでようやく面白くなってきたので、本日はAIアートインポスターの遊び方を説明します。

ゲームの概要

AIアートインポスター は 3~8人 で楽しめる AI お絵描きパーティゲーム。 あなたは AI に指示を出して絵を描かせる時代の先を行くアーティストです。

PC版(steamからダウンロード)とスマホ版がありまして、クロスプラットフォームに対応しているので、PC版ユーザーとスマホユーザーが一緒に遊ぶことが出来ます。

人狼系…と聞くと身構えてしまう人がいらっしゃるかもしれませんが、内容はとてもシンプル。ゲーム開始時に1人だけ『インポスター(人狼)』がランダムに決定され、その他の人は『アーティスト(村人)』になります。

いくつかのお題、例えば『ゲーム』なら『マリオ』とか『ポケモン』とかテーマが設定されるんですが、インポスターは小テーマを知ることが出来ません。当て推量でAIに絵を描かせることになります。

各人で2枚づつ絵を描き、最後にインポスターだと思う人へ投票して、外れればインポスターの勝ち、当たっていて、更にインポスターにお題がバレなければアーティストの勝ちという仕組みです。ご存じの方には『ワード人狼と同じ』と言えばわかりやすいかも。

1回のゲームが10~15分くらいで終わる、サクサクしたパーティーゲームです。人狼みたいにストレスが溜まることもないはず。日本語対応済。

インストール

PC版はSteamからダウンロード。有料で520円です。招待コードがもらえるメリットがあります。

→ https://store.steampowered.com/app/2154230/AI/?l=japanese

スマホ版は各種ストアからダウンロード。無料ですが、招待コードがないと遊べません。(重要)

AIアートインポスター

AIアートインポスター

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招待コードの配布

ちょっとややこしいのが招待コードの存在です。PC版は520円で購入することでゲームを始めることができ、更に招待コードが4つ付与されます。

しかし無料のスマホ版はゲームを始めることが出来ず招待コードも付与されない為、最初に誰かPC版で購入した人から招待コードをもらう必要があります。逆に言えば、招待コードさえもらうことが出来ればずっと無料で遊べます。ツイッターに招待コード乞食が発生しているのはこの仕組みのせいです()

招待コードの設定

PC版ユーザーはメニューの『招待コードの確認』から自分の保持している招待コードを確認出来ます。招待コードは何らかの方法で一緒に遊びたい人に伝えましょう。

スマホ版の人は『招待コードを入力』からコード入力すれば、機能がアンロックされゲームを遊ぶことが出来るようになります。

招待コードを増やす小技

当然ですが1つの招待コードにつき1つのアプリしかアンロックすることが出来ません。つまり、デフォルトでは最大4人しか誘えないという仕組みになっています。

そこで、ちょっとした小技として、招待コードをもらってゲームをアンロックしたスマホ版ユーザーは更に招待コードが4つ付与される仕様なので、以下のように上手く使い回せば、ネズミ算式にユーザーを増やすことが出来ます。

その他、PC版を購入したユーザーが自分のスマホにもインストールして招待コードを使うことで、未使用の招待コードを増やすテクニックもありますね。

ゲームの遊び方

それでは具体的なゲームの流れを説明していきます。まあ一回やれば誰でも慣れると思います。

ジャンル決め

マッチングが完了するとまずジャンル決めになります。自分の好きなジャンルに投票しましょう。

役割決定

ジャンルが決まると、あなたがアーティストかインポスターか表示され、同時にお題が通知されます。当然ですがインポスターはさもアーティストであるかのように振舞いましょう。

この例の場合、大テーマが『テレビゲーム』、小テーマが『テトリス』と決定しました。インポスターは『テレビゲーム』というお題は知っていますが、『テトリス』までは知りません。

AIに命令をする

次に、AIに描かせる絵の命令を入力します。単語ごとに区切って入力すると大体のテイストを織り交ぜた絵を描いてくれます。ここがこのゲームのキモです。

あまり直接的な絵を描かせるとインポスターにお題がバレてしまう為、アーティストにだけ伝わるよう、当たらずとも遠からずといった抽象的な絵を描かせるのがコツです。ちなみに画風(アニメ調や写真風など)を指定することも可能です。

画像は6枚づつ生成されるので、これだ!と思った絵を周りに見せましょう。

インポスターを当てる

全員が2枚づつ生成した絵を見せあった後、インポスターだと思う人に投票します。

なんか描かせてるもの違くね?と思った人に投票しましょう。

逆転フェーズと勝敗決定

もしインポスターが最多投票となっても、最後にインポスターにお題を当てられてしまう(選択式)とアーティストの逆転負けとなってしまいます。お題が当てられなければ、見事アーティストの勝利となります。

以上がゲームの流れです。

ここがおススメ

一つ一つのゲームが短いので、パーティゲームとしてサクサク遊ぶことが出来ます。Discordなどで通話しながら遊ぶのがおススメ。

人狼ゲームやAmoung Asと違ってゲームからの追放(処刑)がないので、ヒマになることがなくストレスも溜まりません。

また、自分の指定したワードでAIが絵を生成するのが面白く、『そういう風に解釈したか~』と描かせた方がびっくりすることも。なかなか自分の狙った絵を描いてくれなくて、アーティストなのに疑われてしまったりしますw

AIが何の因果か成人向けの絵を描き上げてしまうと、以下のようにNSFWNot safe for workと表示されて絵を周りに見せることが出来ません。『お前どんな命令出したんだよ!』とツッコミたくなることもしばしば。

プレイ感覚はとても軽く、気軽にAI描画を遊べるとても良いゲームだと思います。

初心者と上級者の差を感じにくいのもグッド。私はAI画像生成は何千枚もやってて、どんなプロンプトでどんな画像が生成されるか大体熟知してますが、それでも相手の感性によって伝わる・伝わらないは様々です。

レートマッチ(いわゆる野良)がなかなか繋がらないという問題を抱えてますが、身内同士で遊ぶにはもってこいのアプリです。

ついつい『あともう一戦!』と遊びたくなりますよ。

お財布にも優しい価格だし、お友達と遊んでみてね!