【攻略&感想】Disciples Liberation(ディサイプルズ・リベレーション)

2022年2月28日

個人的には良作のこのゲーム。マイナー過ぎるのか攻略記事が全く見つからないので自ら書いてみました。ていうか『ディサイプルズ』って言いにくいし覚えにくいんだYO!

まぁ攻略というよりTIP集に近いでしょうか。なるべくネタバレには繋がらないように配慮しておりますが、仲間になるキャラの名前やステージ名などは記載していますのでご注意下さい。

初心者アドバイス

大体のゲームに共通しますが、序盤が一番ツライです。まだ戦力が揃っておらずレベルも低い段階なので、出会う敵が強敵ばかりで苦労すると思います。

最初はゲーム中の説明にも『ここから冒険を始めるのがいいだろう』とある通り、『寡婦の平原』に向かいましょう。そしてサイドクエストを依頼してくるNPCがたくさんいますがとりあえず無視してまずはメインクエストを進めるのが吉。サイドクエストの敵はほとんどレベルが高すぎてとてもかないません。

道中にも2~3体編成で突っ立っている敵兵がいますのでそいつらを優先。基本的には自分と同レベル、または格下の相手とだけ戦うようにしましょう。ガンガンレベルが上がるのでサイドクエストは後回しで大丈夫。指導力も最初は加速度的に上がるので、兵士などを追加して手数を増やしましょう。

レベル10くらいまでの序盤は敵も味方も非常に弱くゴミみたいなダメージしか与えられませんが、シャドウキャスターのシャドウヒールとアヴィアンナのソロニエルの霧で回復しながら挟み撃ちを駆使して戦闘。その後、メインクエストで貴重なヒーラーが仲間になるので、まずはそれを目指しましょう。

あと、金で雇える仲間(汎用ユニット)は倒れても安価で雇えて元のレベルにまですぐに訓練出来るので、それほど神経を尖らせる必要はありません。一応、戦闘終了前に生き返らせるスキルを使えばロスト回避出来るんですが、それらを習得出来るのは最終盤の方なのであんまりアテに出来ません。

スキル及びクラスについては自由に振ってOK。拠点に戻ればほぼタダでリセット出来るのであれこれ試すといいでしょう。ちなみにクラス選択はマップを2つクリアしてから。

他は注意点として、仲間ユニットも武器と情念の欠片を装備出来るので、良いものが手に入ったらちゃんとアップグレードしてあげること。最初は素材が貴重なので、情念の欠片は無理に合成しなくてもオッケーです。

基本戦術

まず最初に覚えるのは『待機』に2種類あるということ。R1での待機はそのキャラのラウンドを飛ばしてHPを少量回復。L1の待機はHPが回復しませんがそのラウンドの最後に行動順を回す、というものです。私はしばらくこれに気づきませんでしたw

基本的にはL1で待機をして敵が近づいて来るのを待ち、ラウンドの最後に総攻撃を仕掛けるのが良いと思います。1ラウンド目でどれだけ敵の数を減らせるかが重要です。逆に後半は敵味方双方が強力な範囲攻撃を使えるようになるので、待たずに速攻で先制する方がいいです。

状態異常についてもある程度覚えておきましょう。このゲームデバフ、バフの種類がたくさんあります。一番ヤバいのは麻痺、その後に移動不能とか激昂あたりです。とにかくキャラ操作が出来なくなるバステが一番しんどい。逆にその他は似たり寄ったりで脅威度は低い。混乱と盲目(命中率ダウン)がややウザいかな程度。

ユニット配置については、必ず後衛は3体配置しておきましょう。後衛ユニットは指導力を消費しない上に絶対死なないのでデメリットがなく、兵士などの弱い後衛スキルでも無いよりマシです。

各種素材について

ゴールド、木、鉄は腐るほど余ります。このゲームは時間経過で拠点に素材が溜まっていくので、1時間に1回くらい拠点に戻って『回収』を実施しましょう。基本的に枯渇することはないでしょう。

逆に、古の光と元素素材3種類は入手手段が乏しいので序盤はなかなか大変です。武具のアップグレードや情念の欠片の合成に必要なので、大事に使っていきましょう。

基本的にコモン、アンコモン装備はすぐに強い武具が出るのでアップグレードしなくて良いと思います。エピックかレジェンダリーに資源を使いましょう。また、魔法の習得にも必要になるので、魔法系はことさら大事にすること。

どうしても古の光などが足らない場合は市場で他資源と交換することも可能です。コスパは悪いのであまり使いたくない手段ですが、覚えておきましょう。

ちなみにロード中のTIPSで『生産資源を占領したら仲間を配置しないと他の勢力に奪われてしまう』と情報が表示されますが、一度占領したら奪われることは決してありません。多分、そういう仕様を実装しようとして止めた名残でしょうね。

拠点の宝物庫について

拠点イリアンでR1を押すと謎の宝物庫に移動出来ます。豪華な宝箱が5つありますが、物語終盤で勢力との友好度がMAX(尊敬)の状態で来ると、対象の宝箱を獲得出来ます。尚、中央にある宝箱は2周目まで開けることは出来ません。

その他便利な操作

マップフィールドでR1を押すと調べられるオブジェクトやNPCがハイライト表示されます。初めて訪れるマップで宝箱とかを探すのに役立つはず。

また、各生産施設は一度発見しておけば、マップから直接生産施設を選んでXボタンを押して占拠することが出来ます。『生産施設を見つけたけど、陣取ってる敵が強すぎるからまた後で来たい』という時に便利。

クラスについて

どのクラスでも一長一短なので、好きに選んで構いません。すぐ変えられますしね。ただ、効率だけを求めるならヴォルヴァがおススメです。多重詠唱+マナ回復でランク4黄昏魔法の『薄暮』を連打。相手は死ぬ。麻痺などのバッドステータスを受けても『効果解除の構え』で自動回復するのがウィッチより秀でています。

私は一周目は物理メイン、二周目は魔法メインでクリアしました。

自動勝利の条件

相手より戦力が上だと戦闘をスキップして勝利出来る自動勝利。すごく便利な機能なので積極的に使って行きましょう。特にデメリットはないです。戦闘の楽しみが減るくらい(笑)

慎重に検証したワケではないのですが、自動勝利を選択出来る条件は大体下記だと思います。

  • 相手の平均レベルよりこちらの平均レベルが3以上高い。
  • こちらの編成人数が相手の編成人数以上。

しかし詳しい条件はどこを見ても不明で、敵より10レベル以上高くてダメな時もあれば、1レベル高いだけで自動勝利出来る場合もあります。キャラランクとかステータスを比較してるのかも。あくまで参考までに。尚、イベント戦闘は共通して自動勝利は不可能です。

相手よりレベルが圧倒的に高いのに何故か自動勝利が選べない…という場合はユニット編成人数を増やしてみましょう。特に序盤はユニット数が少ないので、兵士でもシャドウキャスターでもどんどん入れてみましょう。

クエストの進め方

こういった自由度の高さを謳っているゲームにはありがちなんですが、残念ながら各クエストには『正解』の選択肢があります。もちろん自分の好きなように進めると色んなフラグが変化するのでそれも楽しみの一つなんですが、『仲間の取りこぼし』や『勢力との友好度ダウン』など、フタを開けてみれば絶対にこっちの方がオトクやん!っていう選択肢が存在します。

例えば寡婦の平原では反乱軍に協力すると帝国との関係が険悪になり、メリットはありません。もしかするとコリサンドの好感度みたいな裏ステータスに影響するかもしれませんが、おとなしく帝国側に協力しておいた方がオトクだと思います。早い段階で友好度を上げておけばその分パラディンなどの強いユニットを雇えます。

また、基本的にはハートマークの選択肢は相手に対して好意的な態度を示すもので、これを積極的に選んでおかないと仲間が途中で離脱してしまったり悲惨な結果を迎えてしまったりします。ハートマークの選択肢が出たら選ぶようにしましょう。

後悔したくないっていう人はクエストを受ける前にこまめに手動セーブしておくといいです。あと、下記の方のブログに詳しいクエスト攻略が書いてあります。(ただしネタバレ全開なので注意)
→ 狩人と猫のぶるぷろ冒険日誌(https://rodinia.blog.fc2.com/blog-entry-268.html)

基本的に時限で消失するサイドクエストはありません。マップごとのメインクエストをクリアしても、また戻ってきてサイドクエストを進めることが出来ます。一回だけ消失するタイミングがありますが、その時は分かりやすく『ここから先に進むと戻れないが大丈夫か』と聞いてくれます。

しかし、このゲーム実は二周目が本番なので、一周目は本能のまま自由にプレイして良いです。(後述)

本番は二周目

このゲーム、二周目が本番です。(大事なことなので2回言いました)

装備やレベルの持ち越しは出来ませんが、真のエンディングに到達出来るのは二周目になります。なので、本当に一周目のクエストは自由に進めて大丈夫です。どっちにしろトロフィーも一周目でコンプリートするのは無理ですし、全勢力の友好度をMAXにするのもシステム的に不可能です。例え後悔するような展開になっても、それも含めて楽しみましょう。二周目で生かせば良いのです。

参考までに、二周目の追加要素は下記となります。

  • 二周目専用のストーリー展開
  • 取得EXPが25%増加
  • 仲間の配置制限解除(2人を超えて配置出来るようになる)
  • 全勢力好感度増加の選択肢追加
  • 追加チャプターが登場

ボリュームについて

そんなにのんびりやってたつもりはないんですが、サイドクエストを全部クリアして一周目時点で約72時間でした。どんなに早い人でも50時間はかかるんじゃないかなと思います。

二周目についてはEXPブーストの恩恵で自動戦闘を駆使しつつ会話もスキップしてサクサク進め、大体35時間程度でした。

合わせて約100時間なので、かなりボリュームはあったと言えるでしょう。まあ二周目は途中でちょっとダレますけどね。

トロフィーについて

一見、取るのが難しそうな『敵も身近に』(すべての勢力と親しくなる)は二周目で余裕で取得出来ます。というか前述の通り、一周目でトロフィーコンプリートするのはシステム的に無理なので、あまり神経を尖らせずにプレイして、二周目で全力回収に向かうのがいいと思います。

一応、取りこぼしやすいトロフィーを列挙しておきます。逆にこれら以外はしっかりとマップを回ってこまめに拠点で仲間に話しかけていれば、意識せずとも自動的に取れると思います。

取りこぼしやすいトロフィー

過去の奪還(コリサンドのストーリーを完了する)

中盤で踏破するアテリアンというマップをクリア後に訪れる必要があります。何のヒントもない上、普通はクリア後のマップに訪れるのって宝箱の回収くらいなんで、非常に気づきにくいです。サイドクエストを依頼してくるNPCがボケッと立ってるのでよく探すように。鏡の目のすぐ近くです。これをクリアしておかないとストーリーライン開始のフラグが立ちません。

若き長老(オーメリエルのストーリーを完了する)

こちらも拠点の会話ではなく、アテリアンのNPCからストーリーラインが発生します。こちらはコリサンドと違ってマップクリア前でも発生するのであまり見落とす可能性はないですが、メインクエストだけ進めてると気づかないかも。

敵にとっての悪夢(レベル80に到達する)

このゲーム、基本的にシンボルエンカウントした敵が復活しないのでLv上げが出来ませんが、中盤で訪れる肉と炎の道というマップにバグザルのクエスト関連で『鎖のジミニアー』という固定敵が登場します。こいつだけは何度でも戦うことが出来ます。

いなくなることはありませんのでEXPブーストの恩恵がある二周目の最後で連戦して取りに行くのが良いでしょう。大体二周目のラスト時点でレベル75~78くらいなので100連戦くらいする必要がありますが、全体魔法連打してれば1時間30分くらいで80まで上げられると思います。作業感半端ないけどw

あら、まあ(仲間とのロマンスを完了する)

仲間との会話で積極的にハートマークの選択肢を選んでおけば取れます。変に冷たくしていると二周目でも取れないので要注意。しかしアヴィアンナってド淫乱ですよね…。

一騎当千(全身をレジェンダリー装備で固める)

レジェンダリー装備はクエスト報酬のみで、宝箱や市場からは入手出来ません。サブクエストを総なめしていれば一周目でも終盤に全身揃いますが、運悪く手に入らないケースもあるかもしれません。しかし二周目のラストには救済措置があるので大丈夫。

殺戮のネフェリム(初めてランク4の魔法を習得する)

ものすごい頭を悩ませたトロフィー。取得条件は『ランク4の魔法を習得する』となっていますが、なんかしらフラグがおかしくなる場合がある。二周してランク4魔法を取りまくってもアンロックされませんでしたので。条件は不明のままですが、魔法をある程度の数習得したらアンロックされました。

私の場合、ポップアップは表示されていませんが下記の動画の通り『連鎖する癒し』(ランク3魔法)を取ったらいきなりアンロックされました。それまでに戦闘でメテオとか使いまくってたんで明らかに条件がおかしいと思います。

ただ公式に問い合わせてみたところ以下のような回答があったので、私だけの問題かもしれません…。謎です。

幸いにもカリプソの公式サポートは非常に優秀で、問い合わせしたところすぐに返答があり、積極的に調査して下さいました。私も出来る限り細かく情報提供をしたところ、『調査して問題があれば修正パッチを配布する』とのことでした。もし同じ状況に陥っている方は公式に問い合わせるといいでしょう。

その他の注意点

本作は難易度選択が出来ますが、『ハードモードでクリアせよ』というような難易度関係のトロフィーは存在しません。イージーモードでも大丈夫です。ゲーム中にいつでも難易度変更出来るので身の丈にあったモードで楽しみましょう。また、オンラインで他のプレイヤーと戦えるモードがありますが、こちらも特にトロフィーに関係するものはないので、スルーして大丈夫です。

使えるユニット

自分で色々と入れ替えて試してみるのが良いですが、特に使えると思ったキャラクターを参考までに書いておきます。ちなみにボイスが全くないユニット(シャドウキャスターとか)がいますがバグではありません。全キャラボイスはつけてほしかったですね。しくしく。

仲間ユニット

アヴィアンナ

主人公。序盤は貧弱だがクラスチェンジ出来るようになると装備が充実するのも相まって間違いなく最強ユニットになる。クラスはどれでもクリア出来るが、ランク4の魔法が使えるクラスは特に強い。でも好みで問題ない。私は一周目はへクスブレード、二周目はヴォルヴァでクリアしました。

バグザル

近接最強ユニット。激昂をばら撒く上に自動反撃がついている。装備が充実すると物理攻撃ダメージは脅威の70%カットまで届く為、良いタンク役になってくれる。移動力が低いのがややネックか。アルティメットスキルは微妙。

シャーレイア

固有スキルの『ブラッドウェイブ』が非常に強い。2000ダメージとか叩き出す。移動力も素で高いので、戦闘開始と同時に敵陣へ突っ込んでブラッドウェイブを放つといい感じに雑魚を消し飛ばしてくれる。やや打たれ弱いのでそこだけ注意。

イルミーレン

悪魔ユニットであるエリニュスの強化キャラだが、攻撃と同時に周囲を回復する能力が非常に便利。背後から近接ユニットをカバーするように弓を飛ばすと良い。飛行ユニットなので罠のダメージも受けない。見た目も可愛い。多分この世界の唯一の常識人だと思う。

エジャマー

範囲攻撃が仲間を巻き込むのがネックだが、倒した相手をアンデッドとして復活させる能力が優秀。このゲームの敵AIは『倒せそうなキャラを集中攻撃』というロジックの為、復活した貧弱なアンデッドがいい感じに肉壁の役割を果たしてくれる。

汎用ユニット

シャドウキャスター

最初期に仲間に出来るエルフのユニット。攻撃力も回復力も貧弱だが、序盤はとにかく回復スキルが重要なので半強制的に入れることになるであろう。全体に回避を付与する後衛スキルも中盤まで役立つ。10%とはいえ回避がついているのとついてないのでは雲泥の差。

死霊術師

エジャマーの劣化版だが、エジャマー入れたくないって時はこっち。うまく敵にトドメを刺せるように立ち回ると良い。直線攻撃が仲間を巻き込まないのも優秀。中盤マップのウォタンの墓では汎用ユニットよりやや強い『肉の蘇生者 トージマット』が仲間に出来る。

サキュバス

名前に違いがないので分かりにくいが、汎用ユニットではなくて序盤マップのヒューリックで出てくる方。エロエロな選択肢選んでおけば仲間になる。この時期だと貴重なランク2の回復スキル持ちで、戦闘がかなり安定する。戦力が充実して来るまでは役立つ。

白の魔法使い

終盤で仲間に出来る帝国のユニット。コリサンドの強化版みたいな感じ。固有スキル『光の波』は味方を回復すると同時に敵にダメージを与える広範囲攻撃で、うまく立ち回ればほぼ全体回復みたいな動きが出来る。移動力が低いところだけネック。

ウェアレオパルド

前衛では平凡だが、後衛スキルの『猫の本能』が便利。味方全体の素早さを向上させる効果があり、鈍重な巨人やドラゴンも敵より先に動けるようになる。このゲームは敵より先に動けるかが結構大切なので私はずっと入れてた。

極寒のドライアド

後衛用。味方全体に常時リジェネ(HP自動回復)を付与する。このゲームは回復手段が限られるので非常にありがたい。

ボーンゴーレム

後衛用。『ボーンシールド』を発動し、近接ユニット全員に物理攻撃軽減と棘効果を与えてくれる。棘はバフの中では結構優秀で、受けたダメージを割合で跳ね返すというもの。殲滅力が上がる。遠隔ユニットには付与してくれないので注意。

オーバーロード

悪魔のユニット。『ピアースストライク』が敵防御力の50%を無視するという性能で、ボスなど硬い敵と戦う際にかなりダメージを稼いでくれる。周辺の敵を自動的に激昂状態にしてくれるのも便利。良いタンク役になってくれる。

復讐者

こちらも悪魔のユニット。固有スキル2の『ヘルの審判』がとにかく優秀で、範囲攻撃な上に対象を移動不能にする。近接ユニットにぶつけてやれば1ターン休みにさせられる。にしても『嫌がらせ』って…いじめっ子じゃないんだぞ(笑)

使える魔法

ランク4の魔法はどれも強力ですが、ウォーロードまたはへクスブレードの場合はランク2の魔法までしか扱うことが出来ません。ここではランク2までで優秀な魔法を参考までに書いておきます。

混沌の変位

指定した敵ユニット一体をアヴィアンナの近くにテレポートさせてダメージを与える魔法。地味な効果だがこれが真価を発揮するのは勝利条件が『〇〇を倒せ』になっているバトル。アヴィアンナを初手突っ込ませてこの魔法で討伐対象を引き寄せ、後続のキャラでタコ殴りすれば戦闘がノーダメージで終わる。

善悪無記

対象エリアの状態異常を解除する…という説明なのでバッドステータスを消してくれるのかな?と思うがそうではなく、実は酸やマグマなどのダメージ地形を消し去る魔法。敵味方のスキルでダメージ地形だらけになった戦場をキレイに掃除してくれる。とあるボス戦では必須な魔法。

使徒どもが集う…のではなくアヴィアンナを中心にダメージ+混乱+盲目を与える範囲魔法。おそらくウォーロードとへクスブレードの場合、攻撃魔法はこれかファイアーボールをメインに使うことになる。ランク2魔法の中では一番の火力を誇る。

生命の開花

アヴィアンナを中心に範囲回復するスキル。このゲーム毎ターン回復が出来るのはアヴィアンナだけなので、この魔法にはかなり頼ることになる。どんなプレイヤーでも使うことになるであろう、多分。単体回復だがリジェネ付与の『ソロニエルの霧』と使い分けると良し。

感想と評価

テキストに誤字が多かったり、エラー落ち(私の場合は計3回発生)があったりと低予算感の漂う作品。全体的にストーリーが分かりにくく、UIも不親切でなんだか同人ゲームっぽいです。

ただし戦闘システムは非常に洗練されており、質の高いボードゲームを遊んでいるような感覚。続々とキャラクターが成長し新規加入するので飽きにくく、タクティカルRPGとして名に恥じない出来栄えです。この手のゲームは戦闘の反復性とバランスが全てですからね。

恐ろしく強大なドラゴンと交渉する場面もあれば謎の喋るウシから依頼を受けるコミカルな面もあり、クエストの一つ一つの選択は心地よいジレンマを与えてくれます。最初は意味わからんストーリーも二周すると大体分かります。

個人的に評価したいのはこの『二周目が本番』という仕組み。ものすごく面倒と言えばそれまでですけど、これのおかげでいちいちwiki見て最適解調べなくても一周目は伸び伸びと遊べるんですよね。

PS5ソフトのラインナップが壊滅的な中、キラリと光る良作だと思います。トロフィーにこだわらなければ一周だけでも十分楽しめますのでプレイしてみてはいかがでしょう。

ちなみに、PS4版のDISCしかなくてもPS5版をダウンロードして遊べます。(起動にはPS4版のDISCが必要となります)

以上、ディサイプルズリベレーションの攻略&感想でした。

世界の『解放』を目指すんだわさ!