マーダーミステリー初心者が最低限知っておくべきこと
まとめてみた。
マーダーミステリーやってみたいけど、初心者だから不安!って方が参考にして下さると幸いです。
マーダーミステリーとはそもそも何かという説明は割愛します。
はじめに
例えば将棋であれば、コマの動かし方や詰み手順をある程度知っておかないとまともにプレイは出来ませんよね。その他、『二歩』とか『成り』とか専門用語も把握しておく必要があります。
しかしマーダーミステリーはそういった、あらかじめインプットしておくべき知識はほぼありません。そういう意味で非常に敷居の低いゲームです。一回やれば慣れます。それが人気の理由でもあります。
この記事では"それでも強いて言えば"覚えておいた方がいいかなというモノをまとめています。
大体のマーダーミステリーに共通するゲーム進行
大体のマーダーミステリーはテンプレートのように進行手順が決まっています。一番多いのは下記の流れです。
- ① まず初めにキャラクターシートの読み込みがあります。これは自分の選んだキャラクターの役割、秘密の目的を確認すると共にロールプレイのイメージを掴むフェーズになります。軽い自己紹介を要求される場合もあります。自分が事件の犯人かどうかもここで確認します。
- ② 全体会議では誰が事件の犯人なのか、アリバイを提示しあったり犯行動機について検討したりしながら、参加者全員で話し合いをします。
- ③ 密談会議は少人数に分かれて行うグループセッションです。『この人と2人で話がしたい』という風に指名制を取る場合が多いです。全員が好きに喋る全体会議よりスムーズな会話が出来ます。
- ④ 密談が終わると、再度全体会議を行います。密談で得た情報を照会しあう感じですね。ここで各々の最終的な意見を話し合います。
- ⑤ 投票前に、各々が今回の事件に関する推理を1人づつ発表します。
- ⑥ 推理が終わったら、犯人だと思う人へ投票を行います。最多投票者が犯人扱いとなります。
- ⑦ 投票のあと、アクションフェーズを行います。アクションフェーズは例えば『真犯人だと思う人物を指定して現場から逃がす』といったように、キャラクターごとに秘密裏に設定された目的を果たすものです。
- ⑧ 最後にエンディングを発表して終了です。
多少の違いこそあれ、8割くらいのマダミスは同じテンプレートだと思います。有名な商業作品も大体上記の流れです。ただ、推理発表とアクションフェーズは存在しない場合も多いです。
また、各フェーズの合間には『調査』と称してヒントカードを取得出来る場合があります。ヒントカードには真犯人につながる情報や、事件の真相につながる重要な情報が隠されています。
字面で書くと難解に見えるかもしれませんが、基本的にGMの指示に従っていればとんとん拍子にゲームが進みます。『全体会議はみんなでおしゃべりすることで、密談会議は少人数でおしゃべりすること』くらい覚えておけば十分です。
また、これはあくまで一例で、マーダーミステリーのパッケージには"イロモノ"系も多い為、参考程度と捉えておいて下さい。(イロモノ系の説明は後述)
イロモノのシナリオも多く存在する
ゲーム進行の基本的な流れを説明しましたが、マーダーミステリーは創意工夫に富んだ作者様のアイデアにより、イロモノ系のシナリオも多く存在します。代表例を挙げます。
- 犯人がいないケース(被害者が実は自殺だった、など)
- 犯人が途中から出現するケース(当初は記憶喪失だったが途中で思い出した、など)
- 刑事役など犯人ではない人物があらかじめ提示されており、1対多の議論を展開するケース
- 密談中にアクションが求められるシナリオ
- そもそも『何の事件が起きたのか』明示されないシナリオ(全員記憶喪失とか)
- 最終的に犯人を含めた全員が団結して真相に導くシナリオ
大体こんな感じです。特に『犯人は存在せず、被害者は実は自殺だった』というケースは割かし多く感じます。逆に『犯人は複数(共犯)だった』というシナリオはありそうであんまり無いかな。
私が作ったシナリオも結構イロモノ系が多いですが、全体会議がないシナリオ、投票がないシナリオ、エンディングが多数に分岐するシナリオなどピンからキリまで数えると本当に色んなシナリオがあります。
そんな自由度の高さもマーダーミステリーの魅力ですね。
メタに気を付けるべし
メタとはいわゆる『ゲーム外の要素』のことを指します。初心者はハマりがちなので気を付けましょう。
一番あるあるなのは『私のキャラクターシートにこう書いてありました』と言ってしまうケース。人狼ゲームで言えば『私の引いたカードは占い師でした』と言ってしまうのと同義。
マーダーミステリーの参加者はあくまで脚本の中のキャラクターなので、キャラクターシートなんて持っているはずがありません。すべての発言を『ウソかまことか』と吟味するところに面白みがあるので、キャラクターシートに書いてある確定情報をそのまま伝えるのはNGです。
同じように、あからさまにキャラクターシートを眺めながら内容を棒読みしたり、推理フェーズになって『犯人わからないからもうちょっと推理時間ちょうだい!』などと発言してしまうこともメタにつながります。(その人が犯人ではないと透けてしまうからです)
とはいえ、ゲーム性を崩壊させるほどではないので、そんなに神経質になる必要はありませんけどね。
いわゆる『金策キャラ』と『恋愛キャラ』
基本的にマーダーミステリーの登場キャラは全員が『他人には言えない秘密』を抱えています。
そこで真犯人ではないが、適度に怪しい行動をしている人物を織り交ぜたい…といった場合に一番よく使われる手法が『お金絡み』と『恋愛絡み』です。
よくあるケースはこんな感じ。
時間 | 内容 |
18:00 | 真犯人Aが被害者Bを殺害 |
19:00 | Cさんが被害者Bの部屋を訪れる。Bはすでに死んでいたが部屋に大金があったので、こっそりお金を盗んで事件を放置したまま部屋を去る。 |
20:00 | 偶然Dさんは、Cさんが何故か大金を持っているのを見つけてしまう。しかしDさんはCさんのことが好きだったので、彼をかばって内緒にする。 |
この場合、Cさんは『金策キャラ』、Dさんは『恋愛キャラ』と呼ばれることが多いです。そして真犯人ではないことが多いです。
完全にメタ推理の範疇ですが、マーダーミステリー熟練者の間では暗黙の了解と化しており、度々『あぁ、君は金策キャラか~』などと会話することがあるので、覚えておくといいでしょう。
ただし、最近のシナリオはこれを逆手に取って金策キャラが普通に真犯人だったりするので、一概にどうとは言えませんけどね。
それに『この人は金策キャラだから多分犯人じゃないね』と堂々と言ってしまうのはもちろんNGです。
好まれるプレイヤーと嫌われるプレイヤー
マーダーミステリーはディスカッションゲームです。いわゆるおしゃべり。ごっこ遊び。火曜サスペンス劇場のような登場人物になりきって推理を展開するのが楽しいゲーム。
では、どんなスタイルでゲームを楽しめばいいんでしょうか。私が実際に体験した、好かれるプレイヤーと嫌われるプレイヤーの傾向を書いておきます。
好まれるプレイヤー
一言で言えば空気が読める人。(唐突)
勝っても負けても気持ちよく終われるよう、温和で表情豊かな人が好まれます。ゲーム終了時に他プレイヤーのいいところを褒め合ったり出来る人もすごく好まれます。
まあこれはマーダーミステリーに限ったことではなく、どんなゲームでも一緒ですね。
嫌われるプレイヤー
まず怒り出したり、拗ねたりする人。これはかなり嫌われます。
マーダーミステリーは疑心暗鬼の状態を続けるゲームなので、どうしてもストレス負荷がかかります。人狼ゲームと一緒ですね。そこでムキになって怒り出したり、犯人を間違えてエンディング時に不貞腐れたりしてると『あの人呼ぶのはもうやめよっか』となってしまいます。注意。
同じように、会議中に誰かが喋っているのに強引に話をかぶせてくる(主導権を持って行ってしまう)人や、大声を出して威嚇する人。『ヒントカード見せて下さい、見せられないなら犯人と見なします』などと威圧する人なんかも嫌われがちです。まあこれもどんなゲームでも一緒ですけどね!
あと、これはゲーム外の話になりますが、マーダーミステリーはそのゲームの性質上、一回しか遊ぶことは出来ません。なので犯人がわかってしまうようなネタバレをSNS等に書きこむのもダメです。
さいごに
マーダーミステリーは中国から日本に輸入されて広まったジャンルのゲームですが、慣れると本当に面白いです。特にTRPGや人狼ゲームが好きな層にはこの上なく新鮮で刺激的な体験を与えてくれます。
店舗公演型のものは参加費が高額、尚且つ対面式の為、ソロ参加だとかなり勇気が要りますが、オンラインであればLLine通話などで気軽に出来る上、無料で良質なシナリオもたくさんあります。まずはオンラインでやってみるといいでしょう。
あれこれ書きましたが、敷居は非常に低いジャンルなので初心者でも安心してプレイしてみて下さい。
グループSNEのパッケージは基本的にハズレないよ!
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