【初心者感想】奥高尾を縦走してみた
前回、神奈川の大山を登った私。
今回はもうちょっとハードなコースに挑戦したいなと思いまして、人生初の『縦走』にチャレンジすることにしました。
縦走というのは、山頂から山頂へ尾根伝いに歩いて次々と山を制覇していくことを言います。
目を付けたのは奥高尾。陣馬山から景信山を経由して高尾山に至るコースです。
初心者向けとされており、途中で諦めて下山出来るルートも多く、何より最終地点が京王線の高尾山口駅なので、帰りがラクだなと思ったからです。
引用元:https://yamahack.com/5712
始発で陣馬高原下に到着
ヤマップで登山計画を立てたところ、休憩時間1時間30分で約9時間というコースタイムでした。
途中で日が暮れるとマズイので、始発電車に乗り、陣馬高原下に 07:30 に到着して登山開始。
しかし結果論ですけど、思い返すとこんなに早く出発することはなかったかな?って感じ。
陣馬山への道のりは、まだ早朝ということもあってかなり寒かったです。
気温は3℃でしたが、体感的にはもっと寒く感じました。ニット帽やネックウォーマーのような防寒具必須。
新ハイキングコースというルートを取りましたが、綺麗な沢を歩いてしばらく進むと、いきなり木の根に覆われたハードなコースが登場。
脳内で『ジャングルゾーン』って呼んでました(笑)
陣馬山山頂へ
結構大変な道のりだったので途中で休憩する人がたくさんいましたが、約一時間ほどで陣馬山山頂に到着しました。
到着する頃にはニット帽もアウターも脱いで汗冷えしないように努めてました。(笑)
08:30 くらいでしたがすでにお茶屋さんも開いており、飲食物を購入することが出来ました。
シンボルである謎の白馬モニュメントに朝日が映えます。
思ったより体力に余裕があったので、これはイケそうだと思い、明王峠を経由して景信山を目指します。
明王峠~景信山
陣馬山から高尾山へは、少しアップダウンがあるものの全体的には下りなので、とても気持ちよく歩くことが出来ました。
大山が『苦難に挑戦する道のり』だとするとこっちは『楽しく森林浴を楽しめる』という感じ。
ザレ場やガレ場もほとんどなく、歩きやすく登山道が整備されており、トレイルランナーの人たちに挨拶しながらおいしい空気を堪能することが出来ました。
ただ、明王峠も景信山も一応お手洗いがあるんですが、山のトイレってものすごく汚いんですね。
まあ、水がないのでしょうがないですが、とても用を足す気にはなりませんでした(笑)
手を洗うことも出来ないので、お茶屋で水を買って手を洗うしかないですね。
小仏城山~高尾山
景信山に到着した時点で時刻は 11:40 でした。まだ昼前。
時間にかなり余裕があり、20分ほど休憩した後に城山を経由して高尾山へ。
高尾山に近づくにつれ、どんどん登山客が増えていきます。
さすが日本一登山客が多い山。登山道もかなり整備され、どんどん歩きやすくなります。
思うに、高尾山周辺に近づくほど初心者向けに舗装されている感じでしたね。高尾山山頂からちょっと城山まで行ってみようっていう登山客が多いせいでしょうか。
高尾山に到着したのは 13:00 頃。想定より2時間も早いタイムでした。
道中の看板によると陣馬山~高尾山は約5時間とされていたので、9時間と計算するヤマップが大げさだっただけかも。
高尾山の一号路は完全にコンクリート舗装されてるので、ブーツの人もいるしベビーカー押してる人もいました。さすが高尾山。
何度も経験してますし熊鈴なんか鳴らしてると逆に恥ずかしいまであるので、リフトでとっとと下山しました。
結果、14:30 には高尾山口駅に到着して帰宅。
総評
とっても楽しかったです!
陣馬山へのジャングルゾーン(木の根が張り巡らされた地点)だけはかなり大変でしたが、滑落しそうなポイントも少なかったですし、大山よりはラクでした。夏だと大変かもしれませんけど。
陣馬山さえ登ってしまえば、あとは8割方平坦な道のりで、富士山を眺めながら楽しくウォーキングすることが出来ました。
17キロという長丁場ですが、歩きやすいのであんまり疲れませんでしたね。
しかし、途中で2回ほど道を間違えてヒヤリとすることがあったので、ヤマップなどでGPSをしっかり確認しながら歩く方がいいです。私がトンチンカンなだけかもしれませんが。
(私自身初心者ですが)初心者が登山の楽しみを知るには最適なコースなんじゃないかなと思います。大山よりこっちの方がいいと思う。
もし体力に自信がなければ、高尾山から陣馬山を目指す逆のルートでも良いと思います。
高尾山はケーブルカーかリフトを使えばほぼ山頂まで行けますし、陣馬山に近づくにつれて少しづつ道が険しくなっていくので、『最ボスに近づいていく感じ』を味わえると思います(笑)
次はどこに登ろうかな!
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