ゴーストオブツシマ オンラインモード/Legends(冥人奇譚)の感想

2020年10月19日

土日ずっとやってたよ

PS4ソフト、Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』の大型アップデートが2020年10月17日に実施されました。これによりオンラインモードが実装されたので、遊んでみた感想です。

2人用ストーリーモード『奇譚』

ストーリーモードとはいえ、対馬の冥人がこんな活躍もしてたよという外伝的な話で、シナリオは薄い(というかほぼ無い)ですね。大筋は伊予という諸悪の根源を倒す流れですけど、NPCが登場して話を盛り上げたりする訳ではないです。

雷が鳴った瞬間でないと姿が見えない敵や、ほぼ同時に倒さないと復活してくる敵がいて、なかなか凝っていますが反復して遊びたい感じではないですね~。

1つのミッションは3つのシーンに分かれており、1シーンクリアするごとに鳥居を移動して次へ…という仕組みです。ミッション毎のボリュームは大体10~20分くらいかな?

難易度は一番簡単な"赤胴"しかやってないですけど、それほど高くはないです。2人して死亡してもゲームオーバーではなく、直前の状態からやり直し出来ます。この辺は初心者にも親切な作りですね。正面切って突っ込むと難しいので、大抵はコソコソ暗殺していく流れになると思います。その為、どんな役割でも活躍していけますね。

2~4人用サバイバルモード『九死』

いくつかある拠点を敵の襲撃から防衛するモード。こっちの方が奇譚より反復性は高いですね。チームの連携がキモであり、ちょっとミスるとあっさり失敗したりします。絶妙な難易度で面白い。ステージも4つだけなので、複数回やればマップを暗記して素早く移動出来るようになるでしょう。

とはいえ、防衛戦ですけど柵を立てたり敵の侵攻を妨害したりという要素は薄く、せいぜい拠点に火薬樽を置いておくくらい。あとは犬とか熊の式神をポイント消費で呼び出せるくらいで、大体はバッサバッサ敵集団と正面切って斬り合うことになります。

その為、暗殺メインの"刺客"とか遠距離砲の"弓取"だといまいち活躍の場がなくて、基本的にタンクの"侍"かヒーラーの"牢人"でいいんじゃないかこれっていうバランスでしたw

一回ごとの報酬は結構多くて、サクサク自キャラのスキル強化や上位武具への変更が出来るような作りになっていて、なかなか面白いです。マッチングも快適。ミッションの時間は大体20分/回くらい。

総評

これだけの大型ボリュームコンテンツを無課金で提供してくれる開発元はスゴイと思います。詐欺まがいのDLC商法を続ける日本の一部企業には見習って欲しい…。(カプコンとかバンナムとか)

しかし、エンドコンテンツとしてはちょっと弱い気がします。と言うのも、オンライン用のトロフィーがあったり、手に入れた武具をオフラインモードに持ち込めたりする訳じゃないんですよね。
追記:6つだけですけど、オンライン用のトロフィーはありました。すみません。

完全にオフラインモードとは分断されてるので、一通りクリアしたら目的意識がちょっと薄れて来ちゃうんじゃないかなと思います。後は自キャラをどれだけ強化出来るか自己満足の世界。

まだレイドモードである"大渦"が未実装の為、そちらに期待大ですが、現状だと"旬"なのは11月末くらいまでかなぁと思います。逆に、今の時期なら全員初心者で、そんなに自信がない私の腕前でも足を引っ張るようなことはなかったので、誰でも楽しく遊べる環境だと思います。マッチングも一瞬で、たまに切れることがありましたが基本的に快適でした。

ていうかまだオフラインモードもクリアしてないのよね…