2020年東京都知事選候補者たちまとめ(全候補者)
当ブログはあくまでゲームブログです
東京都知事選挙(日程は6/18(木)告示、7/5(日)投開票)の日程が近づいて来ましたね。
イルルの自宅にも選挙公報が届き、各候補者の公約がズラッと並べられていました。
特に誰かをおススメしたり印象を下げたりする意図は全くないんですが、どんな人たちが出馬してるのか興味が出て来たので一通り調べてみました。
投票の際のご参考になれば幸いです。(あくまで個人の意見です)
また、記載している各候補者の公約は一部要約していますのでご留意下さい。
※候補者の届け出順に紹介しています。
山本太郎
引用元:https://taro-yamamoto.tokyo/
略歴
- 元俳優の芸能人
- 兵庫県生まれの45歳
- 最終学歴は中卒(箕面自由学園高等学校中退)
- れいわ新選組所属
- 2013年~2019年まで参議院を務めた
公約
- 東京オリンピック・パラリンピック中止
- 総額15兆円で、あなたのコロナ損失を徹底的に底上げ
- 都の職員3000人増員 ロスジェネ・コロナ失業者に職を
- 低廉な家賃で利用できる住宅を確保 「住まいは権利!」を東京から
- PCR検査・隔離・入院体制を拡充 都立病院の独立行政法人化は中止
- 首都圏直下地震・大水害から都民を守る
- 障がい者のことは障がい者で決める東京
- 保育所・特養の増設 介護・保育職の処遇大幅改善
感想
元々役者だった人。映画『バトル・ロワイアル』でショットガン持ってた兄ちゃんとか『カイジ 人生逆転ゲーム』でじゃんけんゲームやってた人って言えば分かる人も多いのでは。俳優だけあって男前ですね。
反原発運動をきっかけに政界入りした方で、参議院議員に一回当選しています。
オリンピックは諦め、都民全員に10万円を追加で給付し、コロナ対策を急いで進めようというスタンスみたいです。失業者には仕事を、貧困層には低価格な住宅を、また介護・保育職員に全産業の平均給与並みの保障を、という公約を掲げており、主柱は『弱者救済』がモットーなんじゃないかと思います。
前妻とは反原発運動の最中に知り合い、約1カ月の交際を経て電撃結婚。でもその後に3カ月程度で電撃離婚しているそうです。スキャンダルらしいスキャンダルといえばそのくらいで、比較的『清廉潔白な政治家』のイメージを感じさせます。
小池百合子
引用元:https://www.yuriko.or.jp/
略歴
- 元ニュースキャスター
- 兵庫県生まれの67歳
- 最終学歴は大卒(カイロ大学文学部社会学科)
- 元自民党だったが、現在は無所属
- 40歳で政界入りしてから数々の大臣・議員を歴任
政策(継続中)
- 都民を守る感染拡大防止策の更なる強化
- 「爆速」デジタル化により東京の経済を「新しい成長」へ
- 魅力と強さを兼ね備えたまちづくり
- 子どもと女性が輝く東京
- 健康・長寿で「シニア活躍」
- 多様性を力に変える「共生社会」東京
- デジタル化による都民サービス(QoS※)の向上
- 都庁の行財政改革/賢い支出(ワイズ・スペンディング)の徹底
- 「グレーター東京」(大東京圏)構想の推進
感想
政治家やってきて長い人。現在の都知事。
前回の当選時に「7つのゼロ」という公約を掲げていましたが、達成出来たのは一つだけ(動物殺処分のゼロ)ではないかと言われてしまっていますね。
しかし、突如として襲ったコロナウイルスに対する対応は見返せば適切でしたし、幼稚園、保育園の無償化実現など、その思想はジワジワと都内に表れているような気がします。待機児童が大幅に減少したのはさすが。
現在の知事なので当選したら政策をそのまま続けることになりますが、その内容は疾病予防センターの設立からなるコロナ対策をはじめ、待機児童ゼロ・男性の育休取得支援などの『母親』視点での生活支援に力を入れているように感じます。
スキャンダルもほぼなく、週刊新潮からカネにまつわる疑惑が出た程度。ちなみに当の小池氏は知事報酬50%カットで働いており、年収は1253万円なんだそう。ワシントン大統領みたいで立派ですね。(通常の知事報酬が約2500万っていうのもスゴイ話ですけど)
七海ひろこ
略歴
- 幸福実現党 広報局長(兼)財務局長、元NTTデータ株式会社勤務
- 東京都生まれの35歳
- 最終学歴は大卒(慶應大学法学部)
- 幸福実現党所属。つまり、大川隆法の幸福の科学所属。
- 前回の都知事選も出馬するが落選。2回目のトライ。
政策(方針)
- 休業・自粛要請は全面解除
- 中国に頼らない経済へ
- 都政のスリム化と民営化
- 建築規制緩和で、テレワーク可能な広い住宅の実現
- 自動運転・空飛ぶ自動車などの推進で未来都市へ
- 台北との友好姉妹都市提携
- 固定資産税・法人相続税の減税
- 消費税・相続税の撤廃を国に要求
感想
いわゆる『担ぎ上げ』だなぁと思っていたんですが、なんと最新ニュースで立候補から降りてしまいました。一定の期間を過ぎると立候補を取り消すということは法的に出来ないので、『立候補したけどやる気がない意思を表明した』ということになりますね。当然、当選することはもうないでしょう。しかし理由が気になるところです。
宇都宮健児
引用元:http://utsunomiyakenji.com/
略歴
- 現役の弁護士。日本弁護士連合会会長を務めたこともある。(2010~2011年)
- 愛媛県出身の73歳
- 最終学歴は東京大学法学部中退
- 所属政党はなし
- 2012年、2014年も立候補するが落選している
公約
- 学校給食の完全無償化
- 都立大学の学費を半減
- 都営住宅の戸数を増加
- 正規労働者を増やし、公契約条例を制定
- 防災と減災、人間らしい避難生活の確立
- 道路政策の見直し
- 羽田空港新ルートの低空飛行に反対
- CO2削減を迅速に強化
感想
何度か知事選に出馬している弁護士さん。政策の内容を見ると、やはり貧困世代をターゲットにした救済措置に重きを置いているように感じます。本人が『反貧困ネットワーク』という団体に所属していることもあり、貧困問題について理解が深いみたいですね。
ユニークなのは羽田空港の低空飛行(騒音及び安全の問題)を取り上げていることでしょうか。羽田空港のすぐ傍に住んでいる身としては関心のある話題です。
しかし経歴はしっかりしていますが、かなりのご高齢で、知事選に出馬している中で70代以上なのは宇都宮さんだけです。健康に問題はないみたいですが、そのあたりがやや心配なところではありますね。
桜井誠
引用元:https://matome.naver.jp/odai/2156661693321632501
略歴
- 高校卒業後、フリーター経験を経て活動政治家に転身
- 福岡県北九州市生まれの48歳
- 最終学歴は高卒
- 日本第一党党首
- 2016年も知事選に立候補したが五位で落選
公約
- 都民税ゼロ
- 固定資産税ゼロ
- 都知事給料ゼロ
- 外国人生活保護の即時撤廃
- パチンコ規制(違法賭博の取り締まり)
感想
幼少時代、韓国人の学校がすぐ傍にある環境で生まれ育っており、そのせいか韓国人の問題に密接に取り組んで来た方。ネット掲示板「日韓翻訳掲示板」で “Doronpa" というハンドルネームを使用して韓国や北朝鮮を批判する投稿を繰り返して注目を集めました。
「在日特権を許さない市民の会」を創設したり、慰安婦問題について否定したり、しばき隊の方々と新宿で衝突したりと、大陸の人達に強く反発している姿勢がユニークですね。その姿勢は公約に『外国人の生活保護撤廃』を掲げていることからも分かります。
在日の方々の権利を弱める政策が明白なので、そのあたりの組織からは不人気なんだろうと推測しますが、慰安婦問題の不可逆的解決の件などで韓国の姿勢に疑問を感じている人は一定数いますから、そのあたりのグループからの支持を得そうな気もしますね。
込山洋
引用元:https://momoabo.com/komiyama-8634
略歴
- 元コンサルティング会社経営者。その後介護士を経験。
- 神奈川県横浜市生まれの46歳
- 最終学歴は専門学校卒(大原経理専門学校)
- 所属政党はなし(スマイル党?)
- 議員の経験はなし
公約
- コロナのワクチン配布までベーシックインカム導入
- ゴミ、たばこのポイ捨てに罰金10万円
- 介護福祉士年収480万円を目指し、離職率低減
- 動物殺処分のゼロ
- 満員電車の緩和
- いじめ、うつ病、自殺の相談窓口増設
- 高齢者や障害者へのバリアフリー化強化
- 保育士、介護士、福祉士の支援拡充
- 待機児童の減少
- 都知事、議員の報酬削減
- 恋愛、婚活に対する相談窓口の設置
- 毎月8日をスマイルデーとする
- 毎月22日をピースデーとし、ノー残業を推奨する…他多数
感想
大分いろんな公約を掲げている方ですね。元々、コンサルティング会社を経営していましたが、共同経営者だった親友をガンで亡くし、心身のバランスを崩して会社は閉鎖。その後、喫煙所清掃のボランティア活動を始めたそうです。
その後、前回の知事選にも出馬したマック赤坂さんの付き人になり財団法人スマイルセラピー協会の公認インストラクターに就任しましたが、ほぼホームレスに近い状態になり、介護士の資格を取得。その後は介護士として8カ月ほど活躍されたそうです。(知事選への出馬を理由に退職)
なかなか波乱万丈な人生を送ってきた方に思われますが、公約に『タバコのポイ捨て対策』や『うつ病、自殺の対策』を掲げているのはご自身の経験から来るものなんでしょうね。(2014年頃、親友を亡くしたショックでご自身が一度入水自殺を図った過去があるそうです)
スマイルデーやピースデーの設置というのは大変ユニークですが、さてさて結果はいかに。
小野泰輔
引用元:https://ono-taisuke.info/
略歴
- 元衆議院議員秘書。民間会社も経験。
- 東京都目黒区生まれの46歳
- 最終学歴は大卒(東京大学法学部)
- 所属政党はなし
- 熊本県副知事を務めたバリバリのキャリア
政策(方針)
- コロナ対策
- 経済活動や学業と新型感染症対策を両立
- 支給が著しく遅れている都の休業協力金問題を解決する仕組みづくりを行う
- ウィズ・コロナを見据えた「オープンウェア」な都市計画を策定
- 財政危機
- 知事報酬・期末手当の50%カットだけでなく、退職金のカットにも着手
- 外郭団体の整理を行い、天下り先の仕組みを一掃
- 印鑑とFAXは順次廃止し、公文書はすべてデジタル化
- 安心・安全
- 木造密集地域やゼロメートル地帯のハザードマップの充実化
- 同性パートナーシップ都条例を制定
- 妊娠、出産、子育てへの大胆な投資…他多数
感想
元々、政治家の秘書を務めていて、熊本県副知事まで上り詰めた人ですね。熊本県にいるなら熊本県で知事を目指せばいい気もしますが、『東京への人口の一極集中』によって地方創生の機会が失われつつあること、ご自身で熊本地震を経験したことから『東京直下型地震』への対策を前々から懸念されていて、今回立ち上がったそうです。
東大法学部卒の秀才で、熊本県副知事に就任した時はわずか38歳。史上最年少だったそうです。趣味は三線(琉球民謡)、テニス、ゴルフ、ドライブ、日本酒、球磨焼酎、泡盛。運動もお酒も好きみたいですね。
何の後援会もなく一人で立ち上がったとのことですが、実績とキャリアは十分あるので結構戦えるんじゃないでしょうか。
竹本秀之
引用元:公式ツイッター
略歴
- 元朝日新聞社員。現在は先物トレーダー
- 山口県生まれの64歳
- 最終学歴は大卒(大阪大学経済学部)
- 所属政党はなし
- 前回の参議院選挙にも出馬したが最下位で落選
公約
- 消費税廃止。東京都のカードを発行し都民に配布。買い物どきに示すと消費税が都の負担になります。この消費税分は法人に負担してもらいます。
- 横田基地返還交渉開始。米軍は何のために日本に駐留してるのでしょうか?自分はその部分で疑問を持っています。横田基地を返還し東京の空域を日本のものにします。
- 電柱の地下化。日本の景色は電柱で大きく損なわれています。東京電力と交渉のうえで東京都の電柱をすべて地下設営にします。
感想
自らを『真面目な泡沫』と表現する人。泡沫候補という自覚があるが、とにかく言いたいことがあるから出馬する、というスタンスみたいです。
選挙用HPも拝見しましたがものすごいシンプル。宣伝用の画像も見当たりませんでした。まさに一般市民枠からの出馬という印象がありますね。もっぱらの主張は『日本はアメリカに情報支配されている』ということみたいです。
あまり取沙汰されないので経歴については謎が多いです。
西本誠
引用元:公式ツイッター
略歴
- 元暴走族。ホストクラブに10年ほど勤務し、その後に歌手などを経験
- 宮城県生まれの33歳
- 最終学歴は中卒
- 所属政党はなし
- 議員経験等は一切なし
公約
- 風営法緩和
- 風俗営業を始めとするすべての飲食業の経済再開
- 営業時間の規定を見直し、24時間営業を推進
- ペット殺処分をゼロ
- ペット購入をライセンス制に
- ペット殺処分の厳罰化
- 待機児童をゼロ
感想
自らをスーパークレイジー君と称する人。その経歴もまさにスーパークレイジー。
元暴走族で父親はバツ5のヤクザ。実の母親は知らないそうです。全身に入れ墨が入っており、逮捕されること7回。少年院にも3回行ったそうです。
しかし、今回の立候補を最初から『売名行為の為』として活動していましたが、選挙活動を続ける中で『普段選挙に行かないような人たち』から500通以上のメッセージを受け取り、考えが一変。『自分が活動することで、若者が選挙に興味を持つきっかけになれればいい』と現在は考えているそうです。
異色候補として後藤輝樹さんと肩を並べていましたが、その政見放送の内容がクレイジーどころか、予想を大きく裏切って至って真面目だったという、そのギャップに驚いた人も多いそうです。
関口安弘
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=10sekiguchi-yasuhiro
略歴
- 元航空自衛隊。退官後は小売店やビルメンテナンス、建物管理業に勤務。
- 東京都江戸川区出身の68歳
- 最終学歴は高卒(明治大学商学部中退)
- 所属政党はなし
- 議員経験はないが過去に3回知事選に出馬
政策(方針)
- 防災 政治家・知事は人々の命と安全を最優先で守れ
- オリンピック 最も重要な世界の平和、スポーツの祭典
- 観光・羽田北進入路の設定は、オリンピックのインバウンドを過大に見込み策定した人命軽視の最悪の政策
- コロナ感染症には、冷静客観的な視点で望め
- 喫煙者にも自由と人権がある
- プラスチック廃棄物や海洋漂流ゴミの課題に積極的に関与
- 高齢者(60歳以上)が無理のない形で仕事に就ける新しい働き方
感想
都知事選の常連という立ち位置のおじいちゃんですね。元々は航空自衛隊に所属していたそうですから、国(都?)を憂う気持ちが人一倍強いのかもしれません。
政策はちょっとボンヤリしている印象ですが、喫煙者の権利を主張したり、オリンピック開催を歓迎していたりするところが少しユニークなところでしょうか。(オリンピックは中止派の候補者の方が多い印象なので)
あまり詳しい情報がネット上で出てこない方です。
押越清悦
引用元:公式ツイッター
略歴
- NPO法人代表(元?)
- 石川県出身の61歳
- 最終学歴は高卒(石川県松任農高)
- 所属政党はなし
- 今回、知事選に初めて出馬
政策(方針)
- コロナを越えよう
- しがらみのない都政へ
- 集団ストーカーの無い未来へ
感想
これまた情報の少ない方。本人がターゲッテッド・インディビジュアルズジャパンというストーカー関係のNPO法人をやっていたそうで、ストーカー問題に関心が深いようです。
公約にも『現代型嫌がらせ行為(組織集団ストーカー行為)カルト宗教団体や公権力、移民によるとも言われる国民監視虐待行為、スーパーシティー、5Gによる弊害、違法電波、電磁波を使ったテクノロジー犯罪による拷問行為の法整備を強く国に求める』と掲げています。5Gによる弊害?
ちなみに開設してるブログのタイトルは『目覚めよ日本!国家権力犯罪糾弾!打倒監視国家!』で、サブテキストは『公安警察、警察関連、公権力、カルト宗教団体等による秘密警察、組織集団監視、共謀罪、テクノロジーによる人体実験、自国民虐待の事実を暴き周知させ、全被害者救済させる戦い!』だそうです。人体実験?
服部修
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=12hattori-osamu
略歴
- 元ミュージシャン。現在は音楽教室を経営。
- 長野県出身の46歳
- 最終学歴は大卒(東京成徳大学卒)
- NHKから国民を守る党及びホリエモン新党に所属
- 知事選に初めて出馬
公約
- 経済
- ETCゲートをなくす
- 満員電車の電車賃を高くする
- 現金使用禁止令
- 江戸城再建
- オリンピックはリモート競技に
- 教育・社会保障
- 紙の教科書廃止
- 正解を教えない授業へ
- 大麻解禁
- 低用量ピルで女性の働き方改革
- 東京のダイバーシティ化
- 未来の働き方
- 妖精さんのリストラ計画
- 「遊び場」を増やす
- 人生100年計画
- 限りなく生活コストを下げる
- 都民限定のオンラインサロン…他多数
感想
何故か選挙用ポスターが堀江貴文氏の写真になってる人。看板を見て2つ並んでるホリエモンに「?」マークが浮かんだ人も多いのではないでしょうか。元々ミュージシャンですが、前回の参議院選にも出馬されたみたいです。(そちらは落選)
公約についてもホリエモンの完全なコピーで、実質はホリエモンのメッセージを伝えるメッセンジャーの役割ということでしょうか。(ご自身も強く共感しているそうですが)
N国党からの出馬組その1ですね。
立花孝志
引用元:https://iwj.co.jp/wj/open/archives/318042
略歴
- 元NHK職員。パチプロなどを経て数々のメディアに露出
- 大阪生まれの52歳
- 最終学歴は高卒(大阪府立信太高等学校)
- NHKから国民を守る党党首、ホリエモン新党代表
- 参議院議員や船橋市、葛飾区議員などを歴任
公約
- コロナ自粛をぶっ壊す!(コロナ自粛で廃業の危機にある事業者を経済的に支援)
- 東京五輪・パラリンピックは、2022年に開催し、都は追加の経費負担を一切しない
- 「満員電車からの解放」など堀江貴文氏の都への緊急提言「東京改造計画」37項を実現
感想
マツコ・デラックスさんと喧嘩したりでとにかく話題作りに事欠かない人。参議院選に当選した時は議員報酬をYoutubeで公開したりしてましたね。他にも色々と事件を起こしています。行動が派手な人というイメージ。
公約(選挙広報の内容)は同じ党派である服部修さんとほぼ一緒。基本的にホリエモンの掲げる目標を支えるスタンスみたいです。
一応、元参議院議員を経験しています。(3か月で辞職しましたが)
今回は政治家を経験してる候補者は少ないので、貴重ですね。N国党からの出馬組その2。
斉藤健一郎
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=14saito-kenichiro
略歴
- ホリエモンこと堀江貴文さんの運転手兼秘書
- 兵庫県出身の39歳
- 最終学歴は大卒(奈良産業大学法学部)
- NHKから国民を守る党党首、ホリエモン新党所属
- 20代の頃から政治家を夢見るが経験は未だなし
公約
服部修さん、立花孝志さんと同じ
感想
N国党、ホリエモン新党からの出馬組その3。元々飲食店を経営していたそうです。公約についてはやはりホリエモンと思想は同じ。選挙ポスターもホリエモン。
ちなみにホリエモン新党は2020年5月25日に発足。党名やポスターにホリエモン(堀江貴文)を起用していますが、本人は一切関係がないらしいです。(ただし拒否もしていない)
つまり勝手にポスターに自分の顔が使われてるってことになりますw
同年7月5日投開票の2020年東京都知事選挙に立花はNHKから国民を守る党から出馬すると表明した[20][21]。さらに、堀江が出馬しない場合は秘書である斉藤健一郎が本党から立候補する[22]。6月17日に都庁で行われた記者会見で堀江の秘書マネージャーである斉藤健一郎の出馬表明と政策を正式に発表した[23]。さらに立花は将来的にN国とホリエモン新党との合体案を公表した[24]。
その後、告示日の6月18日に立花、斉藤、ミュージシャンの服部修の3人がホリエモン新党公認(NHKから国民を守る党推薦)で立候補を届け出た[25]。
斎藤と服部の選挙ポスターに立候補していない堀江の写真が使われていることにツイッターでは疑問の声が聞かれた。東京都選挙管理委員会事務局の担当者は取材に対して「公職選挙法では内容について規定がなく、問題がない」さらに「本人の許可を取っているかどうかはわからない」と回答した[26]。
引用元:wikipedia
後藤輝樹
引用元:https://sirabee.com/2020/06/25/20162356465/
略歴
- 無職?アルバイト?便利屋?
- 東京都国立市生まれの37歳
- 最終学歴は高卒(神奈川県清水ケ丘高)
- 所属政党はなし(当人曰くトランスヒューマニスト党)
- 各地方の議員選挙に出馬しているが政治家経験なし
公約
- 電子政府・オンライン社会の実現
- キャッシュレス100%化
- ベーシックインカムをTokyoペイで支給
- 台湾の祖国日本復帰
- 一夫多妻を合法化へ
- 美容医療クーポン毎月1万円支給
- NHKを愛国国営放送局へ
- 尊厳死合法化
- デザイナーベイビー合法化…他多数
感想
ある意味、今回の候補者の中で一番存在感があるメンツなんじゃないでしょうか。放送禁止用語を連発する政見放送、アニメ『コードギアス』のコスプレをしたポスター、とてつもない目標ばかりの公約などなど、見てて飽きない方ですね。
自らが泡沫候補だという自覚があるらしいのですが、SNSを通じて一部カルト的な人気があり、『選挙に興味を持たせる』という意味で誰よりも成功していると賞賛する人もいます。特に若年層から人気が高いようです。
ちなみに本人の年収は100万円程度とのこと。知事選出馬には供託金が300万ほど必要なはずですが、どこから用立てているのでしょう…謎です。
沢しおん
引用元:https://komatsudayohei.jp/seijitosyakaijosei/tihonoseiji/105618/
略歴
- フリーのゲームディレクター。作家でもある。
- 東京生まれの44歳
- 最終学歴は大卒(青山学院大学)
- 所属政党はなし
- 会社役員の経験はあるが政治家経験はなし
公約
- 【保健】新型コロナウィルス対策・防疫
- 【労働】変容する社会に合わせた雇用の視点変更
- 【防災・都市デザイン】首都直下型地震対応型都市
- 【教育】ITを活用した社会教育の充実
- 【少子高齢化社会】従来の家庭観・あらたな家族観
感想
政策方針が文章体なので、詳しく知りたい方はこちらをご参照下さい。
→ https://note.com/sionic4029/n/n18800cb2116f#AZn4z
元々はオンラインゲームやソーシャルゲームの企業に勤めていた方で、『シールオンライン』のGMなども経験していた人。現在はフリーのゲームディレクターをしておられます。珍しい名前ですが紫臣と書いてシオン、でちゃんとした本名です。
職業柄IT関係に強いのか、キャッチフレーズは『ITに強い!運営に強い!逆境に強い!』だそうです。政策方針にもそれは表れており、例えば具体的に、教育現場に映像授業が持ち込まれていることを例に挙げ、ITを使った各種制度の整理を実施する方針だそうで。
特別給付金の支給に当たり戸籍名簿を人海戦術の目視でチェックするなど、日本の行政はITにヨワイところがまだまだありますから、こういった民間でIT技術を学んだ人材は貴重な候補者な気がしますね。
市川浩司
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=17ichikawa-hiroshi
略歴
- 有限会社ヒロシプロジェクト取締役及び一般社団法人ギルティ代表
- 出身地不明、58歳
- 最終学歴は大卒(高千穂商科大)
- 所属政党は『庶民と動物の会』
- 政治家経験はなし
公約
- 動物虐待、児童虐待防止の啓発活動
- アニマルポリスの設置
- 外食産業、エンターテイメントビジネスの復興
- 無駄遣いをなくし庶民に分配
感想
他の候補に比べると知名度が低い印象のポジション。経歴に謎が多く、出身地は不明。空手初段らしい。(選挙公報より)
元々はディスコイベントプロデューサーで、現在もそれらの事業を手掛けているそうです。ホームページはありませんが、Youtubeチャンネルは開設されています。ちなみに『庶民と動物の会』の実態は不明。
石井均
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=18ishii-hitoshi
略歴
- 元東海銀行の銀行員、その後大学非常勤講師。
- 出身地不明、55歳
- 最終学歴は大卒(明治大学院)
- 所属政党はなし
- 政治家経験はなし
公約
消費税の廃止など
感想
露出している部分が非常に少なく、甲乙つけがたい印象。一応、2019年の参院選も出馬しています。
公式ホームページはレンタルサイトで、『会社概要』を参照すると『Jimdoで簡単ホームページ作成!』というテンプレート文言が出てくる。元銀行員だけあって金融関連の政策に力を入れたいようです。
ちなみに選挙公報では『コロナウイルスの治療薬を発明しました』という見出しで、尿素薬という変性剤でコロナウイルス、ひいては全ての感染症を治療出来る、と謳っています。
長澤育弘
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=19nagasawa-yasuhiro
略歴
- 池袋セルフメディケーションという薬局の薬剤師。その他長澤薬品などを起業。
- 出身地不明、34歳
- 最終学歴は大卒(帝京大学)
- 所属政党はなし
- 政治家経験はなし
公約
- リフィル処方箋の普及
- 東京から新しい医療の拡充
- 新型コロナウイルスやインフルエンザ等の検査を簡易化
感想
薬剤師として活躍しておられる方。公約もやはり薬剤師視点のものが多いようですね。
具体的に、リフィル処方箋というのは何度でも使える処方箋のことで、その他に直接薬局で処方箋なしに買える薬などを普及させるのが公約なみたいです。youtubeは開設しているみたいですがやはり露出が少ない。
牛尾和恵
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=20ushio-kazue
略歴
- 元サービス業の会社員
- 愛知県出身の33歳
- 最終学歴は大卒(富山大学)
- 所属政党はなし
- 政治家経験はなし
政策(方針)
- システムをよくする
- 社会をよくする
- 経済をよくする
- 全員生きる
- お金を可能な限り使わず、調整する政治
- 比較し、磨かれる政治
- 福祉と経済の両立
- 生活保障と競争の両論…など
感想
政策方針は公式HPからの抜粋です。ちなみにホームページは無料のレンタルサイトを使ってるみたいです。
ユニークなのは三権分立を9分割することを目標にしているところですね。つまり、立法組織や司法組織、行政組織を3つづつ作り、どこの組織がいいか選べるようにしよう、競争によってお互い磨き合う効果を与えよう、という論みたいです。
平塚正幸
引用元:https://go2senkyo.com/articles/2020/06/30/53102.html
略歴
- ユーチューバー
- 千葉県船橋市出身の38歳(1月1日生まれらしい)
- 最終学歴は高卒(明治大学法学部法律学科中退)
- 所属政党は国民主権党(党首らしい)
- 政治家経験はなし
政策(方針)
- コロナはただの風邪
- オリンピックは開催する
- 消費税をゼロにする
感想
いよいよユーチューバーが出馬するということで時代の刷新を感じさせる候補者の一人。ご自身のチャンネルでも社会派のニュースを取り扱っていらっしゃいます。『さゆふらっとまうんど』という名称でマイナンバー政策の反対活動などをした経験があり、社会活動を開始。
2019年にも参院選の出馬されていますが、知名度は他の候補者に比べると一歩引く感じでしょうか。イルル自身、一度街頭演説を拝聴しましたが、『コロナはただの風邪』ということを強く主張していらっしゃいましたね。というか連呼していましたね。元スポーツ指導員の顔もあるそうです。
内藤久遠
引用元:https://www.asahi.com/senkyo/tochijisen/2020/koho/?name=22naito-hisao
略歴
- 元陸上自衛官であり、派遣社員
- 千葉県船橋市出身の68歳
- 最終学歴は専門卒(東京都立航空工業高等専門学校)
- 所属政党はなし
- 政治家経験もなし
政策(方針)
- 命を大切にする都市
- 「24時間対応悩み苦情相談電話」の開設
- 公営の人材派遣組織を開設し、失業者やひき籠もり者に職を斡旋
- 環境先進都市
- 水素ステーションの増設と燃料電池車の普及
- プラスチックゴミの減量化
- 防災都市
- 「ライフライン」の公営化
- 老朽化した橋や上下水道等インフラの整備
- 歩行者用、自転車用道路を整備
- 年2回の関東甲信越地方広域防災訓練を実施
- 食料自給率向上
- 地産地消の推進
- 東京農林水産業の振興
- 東京一極集中による都市の過密と地方の過疎の緩和
- 企業を地方に誘致し、人口を分散
感想
都知事候補として最後の枠に出馬したお方。元自衛官を務められていたようですね。
政策はしっかりした方針ですが、コロナ対策やオリンピックについての言及がないのが少し気になるところでしょうか。主に身近なライフラインの整備について力を入れる方針のようです。
まとめ
はてさて、都知事選は今週の日曜日(7月5日)に開催です。結果として様々な候補者が出馬しましたが、小池百合子さんの再選となるか、それとも別の候補者が都政を担うことになるのでしょうか。
イルル自身も有権者ですので、当日までじっくり考えたいところです。
投票は大事だよね
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