今期の衆議院のスキャンダルまとめ(第49期の衆議院議員たち)

2021年10月31日、第49期衆議院選挙が行われ、465人の衆議員が選出されました。衆議院の任期は4年間なので、2025年まで彼らが国政を担うことになります。

今日はちょっとアソビ心で彼らのスキャンダルをまとめてみました。不快な気持ちにさせたらすみません。

Contents

北海道ブロック

東国幹(飲酒ドライブ)

自民党所属・53歳。お酒が大好き。2005年10月5日、旭川市内の飲食店でビール3杯と酎ハイ3杯を飲み、その後、知人に会いに車を運転し当麻町でパトロール中の警察に捕まる。

伊東良孝(癒着マン)

自民党所属・72歳。前回の衆院選で公共工事を請け負っている地元の建設会社6社から計260万円の寄付を受けていた。公選法は国と契約を結ぶ当事者が国政選挙に関し献金するのを禁止している。

中川郁子(路チュー)

自民党所属・62歳。2015年3月、既婚者でありながら同僚の衆議員と路上でキスしているシーンを週刊誌にすっぱ抜かれる。その後体調を崩し入院するが禁煙の病室でタバコを吸っているシーンをまた週刊誌にすっぱ抜かれる。

東北ブロック

鈴木俊一(コロンブス)

民主党所属・68歳。所属している事務所が3年間で何故かガソリン代1400万以上を計上。領収書はなし。「社用車7台が毎日250~300キロ走っている」と説明するがこのガソリン代は地球33周分くらいの金額。

鎌田さゆり(ヤギ放流)

民主党所属・56歳。動物愛護を訴え、メリーさんという子ヤギを引き連れて選挙行脚するが当選後は無事にヤギを処分。SNSを中心に絶賛炎上中。

伊藤信太郎(隣人ガチャ失敗例)

自民党所属・68歳。自宅の隣にある焼肉店からの排気や臭いに腹を立て、「営業するなら1日150万払え」と怒鳴りこむ。折しもコロナ禍で飲食店が困窮している状況下での出来事。

小野寺五典(下半身防衛失敗)

自民党所属・61歳。2013年、中国の潜水艦が沖縄近海に侵入してくるという緊急事態が発生したがほっといてキャバクラに出向いて遊ぶ。大胆なドレスの女性が1:1で接待するという形式の和風キャバクラであった。

御法川信英(年金未納)

民主党所属・57歳。2004年に国民年金の未納が発覚。また、2014年には誰もありがたがらない顔写真入りのカレンダー3000枚を後援会等に配布し公職選挙法違反の疑い。

加藤鮎子(癒着ウーマン)

自民党所属・42歳。前回の衆議院選挙の際、国の公共事業を受注した地元の建設会社2社から合わせて400万円の寄付を受けた。本人曰く「国の公共工事を受注していることについては全く知らなかった」とのこと。

根本匠(談合)

民主党所属・70歳。2005年の衆議院選挙の際、東急建設側から前知事実弟の佐藤祐二被告を通じて200万円を不正に手に入れた疑惑がもたれている。また2004年には年金未納が発覚。

秋葉賢也(コロナパーティ)

民主党所属・53歳。2020年6月、政治資金を集める為の立食パーティを開く。記者に追及されると「今日もパーティーをやっている議員もいるし、小野寺議員も感染者が出ている東京でもやっている。私にだけこう着目されるのはどうなのか」と逆ギレした。

小沢一郎(不動産王)

自民党所属・79歳。2006年頃、代表を務める所属団体が東京都などに購入した約6億円にのぼる高級マンションについて、登記上の所有者が小沢氏個人となっており、政治資金を個人利用したとして週刊誌にすっぱ抜かれる。刑事訴訟に発展するが最終的に秘書が全部有罪になって本人は無罪。

北関東ブロック

額賀福志郎(パー券販売)

民主党所属・77歳。2002年から2004年にかけて、軍需商社山田洋行やまだようこう(個人名ではなく”山田洋行”という会社)に220万円分のパーティ券を購入させていた。山田洋行は数々の汚職事件が発覚し2011年に解散している。

葉梨康弘(山賊)

民主党所属・62歳。2008年の国会の折、会議が混乱する中で若手党員の服をビリビリに破り懲罰動議を受けた。また代表を務める団体がクレジットカードで備品を購入した際、購入履歴を二重にすることで架空の支出を計上していた。

佐藤勉(フライング疑惑)

民主党所属・69歳。2004年に日本歯科医連盟から500万円のヤミ献金を受けていた疑惑が残っている。また、2008年にはまだ衆議院の選挙活動が解禁されていない時期から選挙活動を行っていた疑惑が持たれている。この時の立場は警察庁を管轄する公安委員会のトップであった。

茂木敏充(セクハラおじさん)

自民党所属・66歳。番記者(個人を担当する記者)の女性比率がなぜか非常に高く、下ネタを言わせようとする、手品を見せるついでに手を握る等といったセクハラが週刊誌にすっぱ抜かれる。また2004年には年金未納も発覚。

小渕優子(デストロイヤー)

民主党所属・47歳。現職中に突然死した小渕元首相の娘。2014年に政治資金収支報告書へ記載していないアヤしいカネが1億円以上あることが発覚。警察が家宅捜査に入るが、直前にパソコンのハードディスクが全て電動ドリルで破壊されていた。秘書は有罪。本人は無罪。

柴山昌彦(NTTと仲良し)

自民党所属・55歳。2021年3月、NTTの内部文書により柴山昌彦を含める各大臣経験者を41回高額接待していた事実が判明。また、2012年には支部長を務める自民党所沢支部が丸二年政治資金の収支報告書を提出しておらず、解散している。本人は「忙しかったので出し忘れた」と説明。

三ッ林裕巳(情報操作)

自民党所属・69歳。2021年1月、47都道府県議会議長のうち同党所属の約40人へ夫婦別姓について賛成しないよう求める文書を送っていた。また、2018年には計651万円の収入を収支報告書に記載せず「作業場のミス」として片付けている。

中根一幸(暴れん坊将軍)

自民党所属・52歳。2006年12月、友人と訪れた池袋の飲食店でトラブルになり、女性店主に暴力を奮って被害届が出された。示談により不起訴処分。また公設秘書が過去に逮捕監禁致死罪で6年の実刑判決を受けた人物であり、「俺は人を殺している」などと周囲を威圧していた。(現在は報道を受けて辞職)

田中和德(ヤクザと仲良し)

民主党所属・72歳。2006年に開催した政治資金パーティで、指定暴力団稲川会が約40万円分のパーティ券を購入していたことが発覚した。後日、政治資金収支報告書の領収書を訂正。

甘利明(悪代官)

民主党所属・72歳。2016年1月、千葉県の建設会社「薩摩興業」が都市再生機構の道路工事などをやらせてもらえるよう甘利に口利きを依頼。その見返りとして現金や接待で1200万円を受け取ったとされている。この後、会見で引責辞任を発表。睡眠障害を理由にその後の国会を全て欠席。

義家弘介(ミステリーマニア)

自民党所属・50歳。元不良で高校2年生の時に担任の頭に火をつけて児童相談所へ。その後教師になるがいじめっ子を竹刀で4時間かけてボコボコにしたと雑誌の対談で自慢。2020年の衆議院会議の際、会議の内容と全く関係ないスパイミステリー小説「戦場のアリス」を熟読していた。

東京ブロック

松島みどり(やる気ゼロ)

自民党所属・65歳。2016年3月、生中継された衆議院委員会で長時間の読書、居眠り、スマホ弄り、またアクビを繰り返す様子が映し出され謝罪にまで発展した。また2012年、2014年には国と契約しているイベント会社から120万円の寄付を受け取っていたことが発覚。全額返金した。

大西英男(失言王)

自民党所属・75歳。2014年の衆議院委員会で少子化問題の折、女性議員に「まず自分が子供を産め」とヤジを飛ばした。また2016年に北海道の神社を補欠選挙の応援で訪れた後、「世話を焼いてくれた巫女さんは20歳くらいで『自民党はあまり好きじゃない』と言う。『おい、巫女さんのくせになんだ』と思った」、「ひとつ口説いてやろうと思った」と派閥会合で発言。他にも多数の失言歴あり。

井上信治(知能犯)

自民党所属・52歳。2011年に自らが代表を務める自民党支部に対し370万円を寄付し、支部から資金管理団体に1000万円を還流させることにより、所得税約148万円を還付させていたことが、環境副大臣就任後の2013年4月に発覚した。

石原宏高(パチンコ屋と仲良し)

自民党所属・57歳。石原慎太郎元知事の息子。2012年の衆議院選挙にてパチンコ企業から人を借りて選挙活動をしていた。彼らに食費や宿泊費、報酬を支払っていたが公職選挙法で運動員としての活動が認められない人員で、後日「ボランティアとして無給で働いてもらっていた」と報告書を修正。また石原の妻の会社は同企業から2011年から2012年まで1200万円をコンサルティング料として受け取っている。

海江田万里(上級国民)

民主党所属・72歳。経済財政担当大臣を歴任しているが、「年収1500万円は金持ちではない。中間所得層だ」と発言し物議を醸した。年収1500万円以上の所得者は日本人の1.2%である。庶民感覚を理解しているのかどうかアヤしいところ。

北陸信越ブロック

高木毅(変態仮面)

自民党所属・65歳。30歳の頃は下着泥棒の常習犯で、一方的に好意を寄せた女性の部屋の合鍵を無断で作り、侵入して盗んでいた。福井県警に現行犯逮捕されたこともあった。当時、敦賀市長であった高木の父はこの件を記事にしないようマスコミに要請。しかしその後、2015年に安倍内閣へ入閣したことでこの件が大々的に掘り起こされ、週刊新潮にて掲載。だが何故か地元福井県では該当の週刊新潮が発売直後に全ての書店から買い占められるという事件が発生している。警察も動員したが真相は不明。

下条みつ(パワハラ疑惑)

民主党所属・65歳。2007年から事務所に所属していた秘書に対し、度重なる精神的・肉体的な暴力、理不尽な暴言等のパワーハラスメント、秘書給与のピンハネ等を行っていたとされる。2012年にこの秘書男性は労災を求めて提訴するが裁判所は証拠不十分として請求を退けた。これと別に、過去にも別の秘書が下条のパワハラを週刊誌に告白していた。

務台俊介(靴が汚れるのは嫌)

自民党所属・65歳。2016年、復興大臣として台風10号の被災地を訪れた際、水たまりを部下にオンブさせて渡っていたところを報道され、謝罪に追い込まれる。その後2017年に開催したパーティで「あの事件依頼、各省で長靴がえらい整備されたと聞いている。長靴業者は大分儲かったのではないか」という反省の色が見えない趣旨の発言をし、菅内閣官房長官から厳重注意を受け辞任に追い込まれた。

東海ブロック

武藤容治(キャバクラは経費)

自民党所属・43歳。武藤の政治団体が2013年、札幌市中央のキャバクラ代を政治資金から支出していた。また、2011年にも岐阜市の繁華街・柳ケ瀬のキャバクラでの会合費として1万円あまりを支出していた。

熊田裕通(国交断絶)

自民党所属・57歳。1990年頃、首相である海部俊樹の秘書を務めていた為、首相官邸に出入りしていた。ある日、アメリカ大統領のジョージ・ブッシュが湾岸戦争について相談する為、海部に直接電話をかけてきたが、取り次いだ熊野はブッシュの話が理解出来なかった為にイタズラ電話だと思ってガチャ切り。その後もブッシュは何度もかけ直したが全て熊田にガチャ切りされ、仕方なく外務省経由で海野に電話をしたという。

近藤昭一(隣国と仲良し)

民主党所属・63歳。2002年から2003年にかけて、政治資金規正法で献金を禁じられている朝鮮総連が経営するパチンコ会社から計320万円の献金を受け取っていた。また、2016年に開いたパーティの収支を報告しておらず、民主党副代表兼選挙対策委員長の座を辞任に追い込まれている。

吉川赳(議院内ニート)

民主党所属・39歳。2020年の衆議院委員会において、コロナウイルスに困窮する中小企業支援についての審議中に5代目三遊亭圓楽による「特選飛切まくら集」を読んでサボっていた。さらに読書の合間には自転車の通販サイトの閲覧も行っていた。

塩谷立(不屈の精神)

民主党所属・71歳。2021年5月の緊急事態宣言中、浜松の凧揚げ祭りに参加していた。また、同月内に100人ほどの聴衆を前にセミナーを開き、20名ほどのメンバーと会食もしていた。本人は「マスク会食だったので問題ない」と答弁した。

近畿ブロック

大岡敏孝(自動車会社と仲良し)

自民党所属・49歳。2012年に政治資金規正法が定める年間限度額750万円を超える1000万円の企業献金を自動車部品製造会社から受けていたことが2013年に発覚。また、2019年には一口1万円の政治資金パーティを開催したが飲食代を無料にしており、公選法違反の疑いを持たれている。

武村展英(変態に囲まれる人)

自民党所属・49歳。本人は全く悪くないのだが、2021年3月に公設秘書が女性のスカートの中を盗撮したとして逮捕された。秘書のスマートフォンからは他にも多数の盗撮動画・写真が見つかった。また2021年8月には自身が会長を務める団体の事務局長が援助交際のトラブルから専門学校生の18歳の女性に対し強制性交及び窃盗を行った疑いで逮捕されている。

井上英孝(純粋なあたおか)

維新の会所属・50歳。2013年、週刊文春にて井上から暴行を受けた女性の記事が掲載された。記事によると女性は「お前らみたいな女が市会議員としゃべれるなんてないねんぞ」、「お前みたいな女はカネさえもらえれば誰とでもヤりよるねん」と暴言を受け、首を失神寸前まで締め上げられたという。また他に、飲食店で来客していた女性に声をかけ、東大阪出身だと聞くと「東大阪はエタ、ヒニンの集まり」と言い出し暴行した容疑で2021年10月(先月)に暴行・侮辱・傷害罪で起訴されている。

足立康史(ブラック議員)

維新の会所属・56歳。2013年から2014年まで足立の事務所で勤務していた女性が、記録されている3700時間分の残業代未払いと、「アホ、殺すぞ」といった暴言やパワーハラスメントを受けたとして訴訟を行っている。これについて2015年に足立が謝罪し和解。和解の内容は非公表。

中司宏(前科者)

維新の会所属・65歳。2005年に枚方市が行った第二清掃工場の建設に伴う入札において、大阪地検特捜部が2007年、官製談合の疑いで強制捜査に着手。2007年に大阪地検特捜部に逮捕、起訴され、同年9月10日に辞職。 その後、懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決が確定している。

山田賢司(消された秘書)

自民党所属・55歳。2015年、元秘書が自身の選挙を山田が全く応援してくれなかったことに腹を立て、秘書給与が正当に支払われなかったことや政治資金収支報告書に勝手に名前を使われたこと、虚偽の記載があることを週刊誌や自身のブログで告発。その後、この元秘書は2016年2月に西宮市内の路上の車内で死亡しているのが発見された。現在は上記の告発文は何故かブログ内から削除されている。

田野瀬太道(不屈の精神No2)

自民党所属・47歳。コロナによる緊急事態宣言下の2021年1月、銀座のクラブ2件をハシゴして訪れていた。またその後、キャバ嬢を引き連れてイタリアンレストランにて5人で食事。この件により同席していた松本純、大塚高司らとともにマスコミにて「銀座3兄弟」や「銀座3人組」と呼ばれた。

二階俊博(古ダヌキ)

自民党所属・82歳。2008年、西松建設から同社のOBらを代表とした政治団体を隠れ蓑に多額の政治献金を受けていた1人だったことが表面化した。この疑惑に関連して西松建設関係者や民主党代表小沢一郎の公設第1秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された後、二階にも同様の行為をおこなっている疑いがかかったが「調査を受けるいわれはない」と強く反発した。

奥野信亮(ミサイルは自己責任)

自民党所属・77歳。2017年8月、北朝鮮のミサイルが発射されJアラートが発令されたが一部の国民に伝わらなかったことについて、「使っている方がもう少し勉強していれば」と利用者側に問題があるような責任転嫁発言を行った。またこれと別に、2010年から2011年の間、不正に所得税控除を受けていたことが明らかになった。

中国ブロック

橋本岳(内部告発者)

自民党所属・47歳。コロナウイルスが感染し始めた折、厚生労働副大臣であった橋本はダイアモンド・プリンセス号の船内社員をツイッターに投稿し船内のゾーニングが出来ていると主張したが、数々の嘲笑と批判を浴び投稿から3時間後には当該ツイートを削除した。

林芳正(ヨガの達人)

自民党所属・60歳。2018年に公用車で「セクシー個室ヨガ」に通っていたことが週刊誌の報道で明らかになった。「公務と公務の合間なので問題ない」と見解を示したが、この店のインストラクターが指圧の国家資格を持たずに指圧を行っていたことも明らかになっている。

安倍晋三(元祖)

自民党所属・67歳。誰もが知る前首相。多すぎるのでこの辺を参照。
森友学園問題

四国ブロック

村上誠一郎(割れ厨)

自民党所属・69歳。2006年の衆議院選挙の折、村上の事務所のパソコンがwinnyからのコンピュータウイルス感染により後援会幹部の名簿や内部文書など、個人情報が多数漏洩したことが発覚した。winnyというのは平たく言えば映画やマンガを無料でダウンロードすることが(やろうと思えば)出来るソフト。

山本有二(バックラー)

自民党所属・69歳。2015年、公職選挙法改正案に関する本会議に無断で欠席した。これについて理由は「道路が渋滞していた」と説明している。またこれと別に過去、貸金業者からなる「全国貸金業政治連盟」から政治献金を受けており、貸金業者との癒着が取沙汰されている。

平井卓也(NGユーザー)

自民党所属・63歳。2013年、ニコニコ動画で配信された「ネット党首討論会」の中継に際して、福島瑞穂参議院議員に向けて「黙れ、ばばあ!」などとコメントを書き込んでいた。折しも自身が中心となってネット上の自党に対する誹謗中傷を監視する「トゥルースチーム」を党本部内に立ち上げた直後の出来事。またこれと別に、2020年の定年延長に関する会議中、内容と関係ないワニの動画を5分間視聴していたことが話題になった。

九州ブロック

緒方林太郎(韓国ひいき)

無所属・48歳。これといった不祥事はないが、2016年の衆議院予算委員会で拉致被害者に対し「拉致を使ってのし上がった男か」などと挑発。また2017年には朝鮮との無条件国交正常化を主張。更に九州朝鮮中高級、北九州朝鮮初級学校の祝典にも参加している。時事通信社の編集局長は緒方の国会発言について、「この半世紀の国会質疑で耳にしたことがないほど悪意に満ち、人間を落としめるもの」と評している。

谷川弥一(虚無僧)

自民党所属・80歳。2016年、カジノ解禁法案を審議する際、40分間の質問時間をもらった谷川は28分で質問を終えた後、「余りにも時間が余ったので」と述べ何故か般若心経を唱えだした。しかしそれでも時間が余った為、「夏目漱石が好きだ」と言い出し今度は夏目漱石の解説を始めた。これを含めカジノ解禁法案はわずか6時間しか審議されておらず、野党はおろか与党からも「審議不十分」の声が上がった。結局その後、カジノ解禁法案は賛成多数でスピード可決された。

坂本哲志(目指せ英検1級)

自民党所属・71歳。2009年、リーマンショックの影響で失業者が集まった「年越し派遣村」について、「本当にまじめに働こうとしている人たちが集まっているのかという気もした」と発言。翌日謝罪し撤回した。また2020年、7月の豪雨災害を受けての対策会議中、2時間に渡って災害と全く関係ない英語の勉強をしていた。折しも坂本は最大の被災地である熊本県から選出された議員であった。

岩屋毅(二枚舌)

自民党所属・64歳。2019年、リゾート事業を巡り中国企業から賄賂を受け取ったとして東京地検特捜部に聴取された。本人は会見を開き「天地神明てんちしんみょうに誓って不正には関わっていない」と述べ全面否定したが、その後に金銭の授受があったことを認めて現金100万円を返金した。

西銘恒三郎(スナックは経費)

自民党出身・67歳。2018年から2019年にかけて「可愛い女の子と安く遊べる店」が謳い文句のスナック代を政治資金から支出していた。西銘の事務所の説明によるとスナックを利用したのは秘書であり、西銘自身は一度も同席していないとしている。

國場幸之助(ダブル不倫)

自民党所属・48歳。2019年、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設の賛否を問う県民投票において、ハンガーストライキを行った5市に対し国場の政策秘書が「ハンストは自分の命を人質にしたテロと同質」「今後はハンストに対してはさっさと死ねという言葉だけを浴びせる」などとツイッターに書き込んだ。その他2019年、那覇市のボランティアスタッフの女性と国場本人のダブル不倫が発覚し話題となった。またこの件において、義父で元沖縄県議の西田健次郎が暴力団に示談の仲介役を依頼した疑惑が持たれている。

まとめ

いやぁ…多いですね、不祥事。

特に多いのは「公職選挙法違反」と「違法な献金疑惑」です。公職選挙法違反っていうのは分かりやすく言うと、お金やモノを渡して「僕に投票してね」と促す行為。違法な献金疑惑っていうのは色んな企業に根回しする代わりに対価をもらっている行為です。やってない議員いないんじゃないの?って思うくらい多い。次点で多いのが年金未納問題でしょうか。

これらを含めると数が多すぎて記事がとんでもない量になるので、途中から軽い不祥事はスルーしてます。どの政治家も正しい選挙、正しい政治資金運用を目指して欲しいものです。

あと、まとめてて思ったのはどの政治家も100%「親ガチャ成功者」っていうところですね。私は親ガチャという言葉はあんまり好きじゃないですが、どの議員もお坊ちゃん、お嬢さんばかりで親が地元の有力者であることが多いです。

地元の組織票の効果がデカいんで、国民一人一人の一票がどの程度の意味があるかちょっと考えてしまいます。そういったお金持ちの箱入り議員たちにコロナ禍であえぐ庶民の苦しさが伝わるんでしょうか。

何にせよ、これらの議員たちは選挙で我々が「日本という船の漕ぎ手」として選んだ人たちです。今後の活躍に期待するしかありませんね。

沈んでいかなきゃいいけど…